第20話  夏の・・お盆

今回は 夏のお盆にちなみ 盂蘭盆会となります

盂蘭盆会は

インドのサンスクリット語の「ウラバンナ」(逆さ吊り)

ペルシャ語「ウラヴァン」霊魂 からきた言葉だといわれています

あるいは 供物を盛る器を表しているという説


で・・

釈迦の弟子の目連(もくれん)は 霊視で

亡き母が地獄で逆さ吊りの刑をうけていることを知り 


虐めですよね 人権侵害ですが いえ 拷問です


母を救済できないかと思い、釈迦さまに教えを乞うと

「夏の7月中旬(旧暦、8月)

多くの高僧を心から供養すれば、苦しみから救えるでしょう」

あるいは お供えとかの供養ですね

目連はそのとおりに実践したところ、母親が無事往生されたそうです


日本に伝わり、旧暦7月15日頃(現在は8月か7月)

先祖の恩に感謝して

お墓参りや迎え火などのお盆の行事がはじまったそうです

今は 死者の魂がしばし 現世へ戻って来る・・という事になってます


606年に推古天皇が「推古天皇十四年七月十五日斎会」を開催


江戸時代までは武士、公家などの階級で行われてます


やがて 庶民にも伝わり 様々な形となるのです


お盆の盆踊りは 死者が人に乗り 共に踊るとも・・

それとも その姿を喜んで楽しんでるとも


あるいは 精霊流し 長崎が有名ですね

京都の五山の送り火


ではでは・・

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