第3話 鳩摩羅什 (くまらじゅう)※御経の翻訳
鳩摩羅什 くまらじゅう
中国語にお経を翻訳 日本に伝わったお経の原型 文章家としても天才的でした
名門の家系に生まれた 西域の国 出身
インドの名門貴族の父 鳩摩羅炎(くまらえん)
亀茲国(きじこく またはクチャ)の王族のジヴァーカ(王の妹)の母
亀茲国(タマラカン砂漠の北 現在のウイグル地区)で誕生
サンスクリット語
クマーラジーヴァ
344年 から413年
あるいは350年 から 409年あるいは413年頃
356年に 7歳で母と共に出家
当時 仏教の最新地であったインドのカシミールに遊学します
やがて 小乗仏教から大乗仏教へと転換
384年 亀茲国を襲った 呂光に捕縛されるものの
彼に助言する立場となります
中国にあった涼州で18年間 居住する事になります
また 親族の娘を抱かなければ その娘を殺すと脅され
女犯の罪を負い 破戒する事に・・という話もあるようです(やや不明)
401年に 後秦 姚興(ようこう)文桓皇帝、天王に
迎えられた形で 長安に移動
409年 長安にて死去
サンスクリット語の経典の漢訳に従事
翻訳は約300巻に及び 現在の経典の基礎を作りました
また多数の弟子を育ててます
三蔵法師(玄奘)ともに二大訳聖とも呼ばれてます
亡くなる時に 翻訳した経典に間違いなければ
焚身ののちに舌焦爛せず(燃やしても 舌が残る)と言い残し
実際に 火葬の後 舌が残ったという伝承もあります
阿弥陀経 般若心経 妙法蓮華経 継摩経 その他
ナーガールジュナ(竜樹)の中論
門下生は約三千人
漢訳された妙法蓮華経は 天台宗や日蓮宗へとつながり
聖徳太子が羅什訳の妙法蓮華経を読み 法華義疏を著作します
玄奘の時代の翻訳は 新訳
以前の鳩摩羅什の訳は 旧訳(くやく)となります
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