第8話
「お兄ちゃんのベッドじゃなくて、
私の寝てるベッドでイチャイチャしよ?」
「う、うん...」
俺は抗えない。
そうさ、これは罰ゲームで仕方ないんだ。
まぁ、喜んでる自分がいるけど。
部屋を変え。
俺はリョーコちゃんに押し倒された。
てか、マズイ。
胸の谷間がもろに俺の目の前にある件。
そんで、
リョーヤが、スマホを握りしめ、
なんか、カメラマンみたいなこと
言い出した。
「胸の谷間に、顔を埋めてるカット、
撮りたいから、リョーコそーしてよ?」
ええ!?
俺が呟いた直ぐ後に。
「オッケー!」
なる声がして。
ずぶん、
と俺の視界は遮られた。
俺の顔は胸を押し付けられ、
リョーヤから見えない状態になってしまった。
カシャカシャ...!
「何枚か撮ろう...!
そんで1番ぐっとくる、アングルを藤島に
見せればいいや...!」
ノリノリだな、リョーヤ...
俺は喋れない状態なので、
心の中で呟く他なかった。
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