第10話 24家会議
「ルシアスを守るなら、この子の......しか無いわ。大丈夫、貴方この子は私達2人より強い子に育つはずよ、それに私の.......もこの子に渡すから大丈夫よ」24家のドラゴン討伐により被害を受けた、アヴァロン北部、その数秒前の出来事が夢の中に出てきた、ルシアスは(ママとパパが居る、何の話をしてるんだろう、明日は僕の誕生日で遊園地に行くって言ってたのに)と夢の中で思い、男性の声が聞こえ始めた「それでもだ、お前の.......があれば、ルシアスを連れてアヴァロンの何処かに逃げれる、此処に居ればあのドラゴン討伐の餌食になる、今回のは規格外の強さを持っているドラゴンだ、24家ですら倒せるか、分からないだから俺を置いて行け、死ぬなら俺だけの方が良い、」ルシアスの父がそう言うと「1人は寂しいでしょ.....貴方に出会わなければ私は一生一人で居たわ、貴方があの時に手を差し伸べてくれなかったら、私はこんなにも幸せになれなかったわ」ルシアスの母がそう言うと「だけど.......ルシアスだけ、助かるのは.......」ルシアスの父が言うと「大丈夫、今の私じゃないけど私はルシアスの近くにずっと居るわ」ルシアスの母が手を胸に置きそう いった「分かった.....アレはルシアスにもあるんだろ、それはどうするんだ」ルシアスの父が言うと「両方与えれば良いのよ、力に目覚めるのは無いかも知れないけど、ルシアスが幸せになれば良いのよ」ルシアスの母はそう言って、二つの丸い光が入った、瓶を開けてルシアスの口に当てた、二つの丸い光がルシアスの口の中に入り、光は消えた、そして突然「起きてくださぁい、ルシアス?坊ちゃん?」と声が聞こえ目を覚ますとそこには昨日見た、メイドでは無く耳が尖っている女性だった。少し誰と言う顔をすると「あ〜あれ?ルシアス?坊ちゃん?私の事知りませんよね、ルネの姉ルミです、妹とは違いエルフでーす、イェイ」女性はルミと名乗り出した、ルシアスは釣られるかの如く、自分の名前を言い出した「初めまして、ルシアス・ウォセカムイです、よろしくお願いします」2人は自己紹介をした、「そうそう忘れてました、朝ご飯のサンドイッチです、飲み物もどうぞ」ルミはそう言ってサンドイッチをルシアスに渡した、ルシアスは貰ったサンドイッチを食べていると「食べ終わったら、着替えて外に行く準備をしてください、ご主人様がルシアスを24家会議に連れて行きたいと言ってたので」笑顔でピースをしながらルミは言った、ルシアスは朝ご飯を食べ終えて少し飲み物を呑み、着替えを済ました「じいさんは何処に居るんですか?ルミさん」ルシアスはルミにそう言うと「玄関の方にウルク坊ちゃん?と一緒に居ますよ、それとコレも今日届いたリングですよ、指にはめてください」ルミにウグスの居る場所を聞き、リングを渡され指にはめて、ウグスの居る場所に向かった。「ルミさん、ちゃんと仕事してるかな、またサボってるかな」ウルクはそう言うと「そうだな、三時間前に言ったのにまだルシアスが来ないな」とウグスが言った、そして少ししてルシアスが走って来た。「遅れました、じいさんと兄さん」ルシアスがそう言うと「じゃあ行こうか、24家会議に2人共」ウグスとウルクそれにルシアスは玄関を出て停めて合った車に3人は乗った、ルシアスは車の中で見た夢を思い出そうとしたら(そう言えば何の夢を見たんだっけ?忘れちゃった)ルシアスはムカムカとした気持ちで30分を過ごした。
そして車に乗って数時間が経った時、窓をふと見るとそこには建物が一つそれも、どの建物と違いそこにあるのは城、ただ一つの城のみだが目を奪われる様なとてもこの世の物とは思えない程に綺麗な城だった、ルシアスは城に目を奪われていたがふと他の方を見ると、城を中心に花が咲いていた、車が止まると「着いたよ、此処が24家が会議する場所アヴァロン中央、ミランの奴今回は遅刻無しにして欲しいな」ウグスはそう言ったそしてウグスが車を停めたのは城の近くだった。「ここからは歩いて城の中に入るよ、此処はただ一人の王様が住む城、今回会議の話は何だろう」ウグスとウルクそれにルシアスは車から降りて城に向かった、そしてある人に出会った「やぁ、ウグス今回は速いだろ、って言っても後五人が集まってないんだけどね、アッハッハッハッハッ」ウグスに話しかけたのはミランだった、ミランが速く着いた事に驚きを隠せず、ウグスは「う..嘘だ、ミランが遅刻してないだと…明日は槍が降るのか…」と言い、ミランが「酷いなぁ、今回もまた遅刻してやろ.......ゴホッゴホッ、娘が起こしてくれたなら速く起きるだろ」ミランがそう言った事にウグスも「そうだな」と言った「後五人って言ってたけど誰が来てないんだ」ウグスがミランに言うとミランは「巳家....そうだった今は蛇家だったな、めんどくさいな全く、後馬家と獅子座家と羊家に辰家コレもまた名前が蛇家と同じで今は龍家なのがめんどくさいな、それとウルク君とルシアス君じゃないかぁーウルク君はサヨと前に合った事があるよね、ルシアス君は始めてだね、サヨと同い歳だよね?同い歳じゃなくても仲良くしてね」ミランが言った、サヨはミランの足にくっついて居た、「サヨ、挨拶は?どうしたのかなぁー」ミランは足にくっついて居たサヨに挨拶をさせようとした「は、恥ずかしいよ、ママ、ママが挨拶してよ」サヨはミランに挨拶をして貰おうとしていた、ミランに「ダメ」と言われサヨは「さ、サヨ・クジャです、しょ、小学一年生です、は、初めまして、ルシアス?君?」サヨが挨拶をしてルシアスは「初めまして、ルシアス・ウォセカムイです、サヨちゃん」と言った、ウルクは前回挨拶してるからと言い挨拶をしなかった、狗家と鳥家は城に一緒に向かいそして着いた、城の中に入り、エレベーターに乗り、26階に着いた「子供達はここで待っていてね、他の24家の子供達に会えるかは分からないけど、じゃあサヨ良い子にしてね」ミランがそう言ってウグスも「2人共ここで待っていてくれ、帰る時に向かいに行くから」と言ってウグスとミランは上の階の27階に行った。そして数分が経って大人五人と三人の子供が来た、詳しく言うと四人の男性と一人の女性そして三人の子供が来たと言うべきだ「祐とアーサーそれに鳴那、ここでいつも通りにしていてくれ」一人の男がそう言うと隣に居た狂暴そうで巨体の男が「アーサーくん、祐くんそれに鳴那くん、飴ちゃん食べるかい?それと良い子にしてるんだよ、怪我しないようにね」狂暴そうで巨体の男は三人の子供に飴を渡してこちらに気付き、こちら側に歩いてきた、「ウルク君にサヨちゃんそれに君はあの時の子かな?僕の名前はリトル・シャーフだよ。よろしくね」狂暴そうで巨体の男はリトル・シャーフと名乗った、ルシアスはリトル・シャーフに「僕の名前はルシアス・ウォセカムイです、よろしくお願いします」と名前を言った、リトルは「いい名前だね、ルシアス君、飴ちゃんを上げるよ三人共」と言い、ウルクとサヨそれとルシアスに飴をあげた。そしてリトル・シャーフと他の男達はウグスとミランが行った27階に行った、そして数分が経ち、ウルクはとある子の近くに行った、「久しぶりだな鳴那、1ヶ月ぶりか?久しぶりに手合わせするか?」ウルクは鳴那にそう言うと「何言っとんじゃ、するに決まってるやろ、今回もワイが勝たせて貰うで」と言われ、ウルクは「前回は俺が勝っただろ、後そのエセ関西弁?をやめろ」ウルクがそう言うと鳴那は「言いじゃんか、憧れてるんだよ、後訓練室でボコボコにしてやるからな」と言ってウルクと鳴那は言い争って訓練室に向かって行った、近くを見るとサヨが部屋の住みで縮こまっていた、「サヨちゃん?どうしたの?」とルシアスが言うと「メリィちゃんが居ないの」サヨがメリィちゃんと言ったのは羊家次期当主メリィ・シャーフの事だ「そうなんだ、サヨちゃん一緒に遊ばない?サヨちゃんが良ければ」ルシアスがそう誘うと「うん、一緒に遊ぼ、何する?」とサヨが言い、ルシアスとサヨは一緒に遊んでいた、少しして金髪の少年がルシアスの所に来た「君がルシアス君だね?おっと失礼、僕の名前はアーサー、アーサー・ペンドラゴンだ、獅子座家と龍家の次期当主それと小学四年生だよろしく、まぁ、リトルさんのに名前を言った時に聞いてたんだけどね」アーサーと名乗った人は自己紹介をして「こっちに居るのが祐、自己紹介は自分でやってくれ、祐」と言い隣に居た、祐に自己紹介をさせようとした「はぁ、しょうがない、早馬祐だ、馬家次期当主だ、見ての通りに義手と義足だが強いからなそれと小学一年生だ、多分年齢は同じだと思う」と言い自己紹介を済ませた、その後アーサーは鳴那とウルクと訓練すると言い、ウルクと鳴那が居る訓練室に向かった、サヨとルシアスは祐を含めて遊び始めた、そして数分が経ち、少し休憩をするとサヨがルシアスに「ルシアス君は結婚相手とか許嫁とか居るの?」とサヨが言い、ルシアスは「許嫁?何それ、分からないけど多分居ない」と言うと「ルシアス君、許嫁になってくれる?」とサヨが言うとルシアスは「良いよ」と言った、祐は「まじかよ、この2人まぁ良いと思うけど、後でウグスさんとミランさんに言うだぞ」と言われサヨは「うん、言う」と元気良く言った、ルシアスは(許嫁って何だろう、後で兄さんかじいさんに聞けばいいか)と思い、三人は遊びを再開した、その頃アーサーとウルクと鳴那は訓練室と言う部屋に入って訓練をしていた「素振り100回誰が速く終わるか、勝負だ、アーサーとウルク」と二回程勝っていた、鳴那がそう言って三人は訓練室で勝負していた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます