始まる物語

第1話〘最悪な日〙

世界は第六次世界対戦中。

とある出来事により異世界と現実世界が融合した...

怪物や魔女、ドラゴン、ドワーフ、エルフ、精霊、妖精、悪魔、天使、巨人、獣人、魔族、魔物、亜人、神が現れた。

その中でも人・エルフ・魔女・ドワーフ・獣人・魔族、亜人との同盟が出来た。

同盟はアヴァロン帝国を作った、そんな過去の出来事から2400年と10月が経った...

ある日の夜 ある事件が起きた。


「ドラゴン討伐だけでこんだけの被害が起きるとは、コレで被害が最小とは思えん」燃え続ける街を見ながら、腰にカバンが着いている、特殊スーツを着た男がすぐ隣にいた子供にそう言った。片目が緑で片目が薄黄色の目をした、薄黄色の髪を持つ子供だった、男は何処かに連絡を取った「子供が此処に居るから、回収機を寄越してくれ」男は火傷と怪我を負った子供に話しかけた。「そうだ、君に聞きたい事がある 辛ければうなづいてくれ、君の家族はどうした?」男は子供にそう話し掛けると子供は辛そうで泣きそうな声で「わからない…目が覚めたら…家が燃えてったから…急いで外に出た…」そう聞くと男は子供がどんな事があったのか察した。「コレから回収機が来る、君の火傷と怪我を治す人が居る」そう男が子供に伝えた。子供は安心したのか辛そうで泣きそうな声で「明日は…遊園地に行くって約束…してたんだ」男は回収機が近ずいて来た事に気付いた。子供の話を聞き話し出した、「明日は大事な日だったのかい?」そう聞くと子供は「誕生日…」子供が明日、誕生日なのを知り、男は話した「そうだな、明日は病院で誕生日パーティーだ、遊園地程では無いけど楽しみに待っていてくれ、プレゼントも用意するから、だから今は安心してくれ。」その時、回収機が来た、回収機の中から大きな声の女性の声が聞こえた、小さく男女の声も聞こえた。「少し来るのが遅れた、ウグス、すまないね。」そう女性が声をかけた。ウグスと言われた男は子供を抱き上げ抱っこをした。

「いや、大丈夫だ、ちょうど良いタイミングだ。」そう言うと、ウグスは回収機に向かい、中に居る1人の医療服を着た目の下にクマが出来た男に子供を任せた。「アス、お前なら治せるはずだ。」アスと呼ばれた男はため息を吐き、子供の火傷と怪我を治し始めた「応急処置だけしか今は出来ないが怪我の部分は一時的に治せる」そう言った、それから3分が経った時に回収機は発進した。

ウグスは1人窓を見ながらとある事を想い考えていた(それにしてもあの子供は何故生きていたのだろう、普通呪いが充満していて死んでいてもおかしくない、もしそれを免れても炎が広がっていて死んでしまう可能性も、いや、今考えても無駄か、こんな最悪な日だ、奇跡とはいえ1人でも救えただけでも、まだ付いてるか。)

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