閑話 逢坂家

「ねえお母さん話があるんじゃない?」

「な、なんのことかしら?」

「そこで動揺するってことは何か隠しているね。」

「はぁ……」

恵の頭の中は自分の家がどういう家系なのか気になっていた。

「恵」

「何?」

「正直に話すわね」

「お願い」

「実は私たち人間ではないのよ」

「え……?」

「どういうこと?」

「ちなみに恵貴方1000年以上生きてるわよ」

「え……」

恵は衝撃的事実を打ち明けられて混乱していた。

「待って、私人間ではないの?」

「どういうこと?」

「恵落ち着いて」

「まずは私たちの種族から話すわね」

「お願い」

「安心して恵妖怪ではないわ」

「良かった……」

「私たちは神の一族、そして天照大御神様の眷属そして神の1柱よ」

「え……!」

「神の一族?」

「えぇ私たちは、日本で言う弥生時代から生きているわ、また天皇家の分家でもある。」

「恵にはとある術を施して普通の女の子にしたの。それは女神様であったソフィア様とアリス様にしてもらったの」

「え、アリス様達が!?」

「えぇそうよアリス様達は女神様の転生体」

「そんなことが……」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る