第2話 留学

「父様、私日本に行きたい。」

「私も行きたい」

「アリス、ソフィアもか、そしたら日本の白咲学園に留学させるか。」

「いいんですか」

「あぁ」

「「父様大好き〜」」

「学園には私が連絡を入れる。」


……………………………………………………

「初めまして、イリス王国のアレス・フォン・イリスです。学園長はいるか?」

「は、はい少々お待ちください」

「お待たせしてしまいすいません。不敬罪だけは勘弁ください。」

「そんなことするか」

「なんの御用でしょうか?」

「実は俺の娘達を白咲学園に入学させることにした」

「王女殿下達をですか?」

「あぁ」

「よろしく頼む」

「お任せ下さい」


……………………………………………………

白咲学園会議室

教師達は緊急で招集された。

「学園長なんの御用ですか?」

「お前たちに話がある」

「はい」

「先程イリス王国から連絡があった」

「イリス王国!?」

「皇帝から王女殿下2人をうちに留学させると仰せになった」

「「「「「な!!!!!!」」」」」

「至急王女様方を迎え入れる準備をせよ。」

「「「「「「はい!」」」」」」

慌ただしくも入学式の準備が始まったのだった。

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