第1章幼少期 第1話セシル・セシア

「貴方たちの名前は、セシルとセシアよ」

とリシアが生まれたばかりの赤ん坊に名前をつけた。

「貴方生まれたわよ」

とニックを呼んだ。

赤ん坊を見た時ニックは、思はず泣いてしまった。リシアはあらあらとつぶやき、ハンカチをニックにやった。彼女達は、すくすく育ち彼女達の愛情をもらい、そして王国の関係者達からも愛され、あっという間に国民のアイドルになった。

「セシル・セシア」

と呼ばれたので

「はぁーい」

と返事をしてリシアの元に向かった。すると彼女達の机には、勉強の道具が置いてあった。すると彼女達は顔を真っ青にして、泣きわめいていた。

すると

「セシル・セシア貴方達はもう10歳なのよ、これからは遊んでばかりではなく勉強もしないといけないの、分かってくれるかしら」

2人は諦めたのか、しょんぼりしていた。

「あら、何か言いたげね?」

と少し声質を変えて言ってみた。すると2人は、すぐに勉強を始めた。その日は、夕方まで続いていた。

「今日はここまでよ、明日は先生を呼ぶからね。」

と言った。

「母さん先生て誰?」

とセシルが聞いた。

「あら、言ってなかったかしら。宰相のセルシアよ。」

と言った。セシル達は喜んだ。

次の日から授業が始まるらしい。

その日はぐっすりと眠った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る