「どうしたんだいキドニー？」

「パイを焼くわ」

「キドニーがパイを焼くって、はっキドニーパイ！？」

「よくわかったわね寝かせないわよ」

美味しく焼けるキドニーパイ、パイパイ

「そういやワナビーはキドニーに住んでるっていうね」

「それをいうならキャンベラよ」

「キャンベラはカナダだろ、ははは！」

美味しいキドニーパイを喰らいつくすのには、

たぶん一生かかるだろうとピロートークを披露する。

ピロートークっていうのは枕元で互いに話し合うという、

抱き合った前提なのだがキドニーパイにまさか、

そんな意味があるなんてげに恐ろしきは人間の思考回路。

おあとがよろしゅうまいございまして。

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