あなたのようになりたくて

 あなたに見合うような人になりたかった。

 私とは対照的に文武両道で友達も多い。

 そんなあなたに少しでも近づきたい。 そう思って同じところにピアスを開けた。

 けれどそのピアスは同じ場所、同じ物のはずなのにあなたのだけやけに光って見える。

 ねぇ、いつか私もあなたのように輝けるかな?

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