本作のテーマ
今回も、作品を執筆するにあたって、特に盛り込んでもらいたい点をあげたいと思います。
あらすじの自由解釈・拡大が本イベントの魅力でもあるのですが、「筆致」を見るという意味で、共通のポイントが必要だと感じたからです。
(なお本編の項目は「上級者向け」です。幾度か本イベントにご参加頂いていたり、どうせならとことんこだわってみたい人向けで、企画に参加するにあたって必ずしも意識しなくてはいけないということではありません。作品内容によっては無視しても良いと思います。むしろ意識することで断念するくらいなら、ご放念くださいませ)
■テーマ①:立ち寄ったカフェ
今回の情景描写対象は「立ち寄ったカフェ」です。
人がカフェに入る時というのは、いったいどういう時でしょうか。ルーチンワークなのか、時間つぶしなのか、それとも気分転換なのか。明子はどういう状況で、カフェに立ち寄ることになったのでしょうか。
そしてそれは、思い出を振り返った後と前で、どのような違いがあるのでしょうか。
カフェに立ち寄るというシチュエーションに、ご自身の経験を存分に活かしていただければと存じます。
■テーマ②:主要人物の関係性と人間性
今回の主要人物の関係性は「かつての恋人」です。
一般的に男性に比べ女性は過去の恋愛を振り返らない(現在恋愛中は特に)傾向があるとはおもいますが、恋愛に対する姿勢は人それぞれです。
読者が「どんな恋愛だったか」「どうして終わってしまったのか」「今はどんな気持ちなのか」に共感できる・納得できることが重要だと思います。
■テーマ③:思い出の想起
「こんな音楽を聞いたら、こんな風景をみたらあの頃を思い出した」という経験はなさった方も多いのではないかと思います。
明子は、そのメロディによって当時のことを思い出します。
それはつまり、「その事象が印象的であった」ということだと思います。
以上が、テーマとなります。
執筆のご参考に下さいませ。
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