物語の舞台

みぎわ島。

それはここ10年ほど前から少しずつクチコミで広がり始めている観光地である。

那覇空港からバスで30分ほど行ったところに専用のフェリー乗り場があり、そこからさらにフェリーで2時間ほど行くとその島は見えてくる。

海の中に雫を落としたかのようなその島は、100人ほどの島民が自給自足を主として生活していると聞く。

自然豊かでどこか現代から置き去りにされたような喉かな島。

そんな島で行われる観光ツアーはとても風変わりなもので、月曜日から翌週の月曜までの7泊8日の旅である。

そして色々と不穏な噂も飛び交う島ではあるが一度は行ってみたい観光地トップ3に入るほどまで人気を高めていた。

この物語は、そんな島へと訪れた7人のうちの3人へとスポットを向けた物語である。

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