登場人物紹介(第18話迄)

              『冒険者』



【立花ホノカ】

誰もが振り返るほどの美貌をもつ日本で暮らす17才の美少女。

自然治癒能力を持っていたが何らかのきっかけで異世界に転移する。

名前以外のすべての記憶を失っている。アルガリア公国で冒険者となり、サガン、リールとパーティを組む。

旅の目的は自身の記憶を取り戻すこと。

エルフの元神官リリアスとの修業で中級回復魔法まで習得。

現在LV15。



【サガン】

15才の少年で竜族の生き残り。褐色の肌に金色の瞳を持つ。両翼は破損し飛行はできない。

先祖の背骨から作られた長い槍を使い戦闘する。

中級までの風魔法を操るが、その他の魔法は使えない。

頑固で寡黙だがホノカには反抗できない。

竜族の里を襲ったグレイシードを追っている。英雄の生まれ変わり?

現在LV20。



【リール】   

単眼族のレンジャー。アルガリア出身だが、ある事件をきっかけに、ホノカ、サガンと共に逃亡生活を送る。

補助魔法と短剣及び体術での戦闘を得意としている。

3人の中で年長の19才だが酒の誘惑と女に弱く、特に猫耳族が好き。

おちゃらけた性格だがいい兄貴分である。

なぜだか関西弁をはなす。

現在LV18。





               『魔王軍』



【井上ダイ】

長崎県出身。37才。会社員時代、部下が犯罪を起こし、それをきっかけに精神を病み退職。

先代魔王アルスの生まれ変わりで膨大な魔力を潜在する。

容姿、能力共にいたって普通のおじさん。

スケベ。



【芳田】

サラサラの髪に長身、爽やかな見た目をし、いつもにこやかだが、その正体は魔王軍幹部の一人。

”死霊”であることは判明しているがそのほとんどが不明。

魔王軍の参謀を務める。

他者の魔力量を計測し、思考を覗き見ることができる『心眼』を持つ。

井上をスカウトする為、宗教団体を隠れ蓑にし日本に潜入していた。



【ミキ】

魔王軍で魔王の世話係を担当する17才の少女。明るく活発な性格であるが、その正体は食虫植物ドロセラ・ペティオラリスの化身。

体の一部が欠損しても生やすことができた。

対象と接吻することで魔力を吸い取る”エナジードレイン”を使う。

魔王復活の計画の足掛かりのため幼少期に日本に送られ生活を始めた。

日本では立花ホノカの親友であるがお互いの境遇には気付いていない。



【幻影のバズ】

先代魔王アルスの時代から魔王に仕えていた幹部の一人。

馬の顔をした魔族。高齢で涙もろい。先代魔王の意思を受け継ぐ魔王軍の相談役。

戦闘能力はそれほど高くはないが、政治面では欠かせない人材。

         


【毒闇のスイリエッタ】

体内で猛毒を生成する美しい女性。

青白い肌に黒い髪、大きな胸部にくびれた腹部、額からは小さなツノが伸びる。

ヒステリックな性格のため異性からはモテないし、そもそも体内の猛毒の弊害で他者と交わることができない。

鋭い爪での攻撃は絶大。

井上を異性として慕っている。



【黄昏のサイエン】  

頭に托鉢笠を被った舌の長い妖怪?のような風貌の魔王軍幹部の一人。

風を巧みに操り普段から浮遊している。

一人称はなぜだか拙者。

                  

         

【水龍のモノケル】

スライム族の長で実力者。

水色のゼリー状の物体。

魔王軍幹部の一人だが、表情が無く会話も無いため何を考えているのかいまいち不明。



【鉄壁のグランドラード】

強靭な肉体を持つ大男で、魔王軍幹部の一人に数えられながら近衛騎士団長の職も務める。

温厚な性格だが口下手なため会話は無い。

高い戦闘力を誇り、フィジカルでは魔族一の実力者。

井上の体術の師匠。



【先代魔王アルス(没)】

驚異的な魔力量とその人柄から先代の魔王を務めた。

没後100年になるが未だに民からの信頼は厚い。

勇者タリウスに和平を持ちかけるが、勇者を筆頭にした『討伐隊』は既に何者かに洗脳されていた。

自身の首を差し出し戦争を終着させた。

死後、黒幕の正体を突き止め、井上として生まれ変わるが前世の記憶は消えている。







               『???』


【グレイシード】

100年前の戦争で勇者率いる討伐隊に洗脳を仕掛け、魔王軍に対する憎悪を埋め込んだ黒幕。

研究者を装い、サガンの故郷である竜族の里を襲った張本人でもある。

黒髪の男で、悪魔を使役する高度な召喚術の使い手であること以外は謎に包まれいる。

消息を絶っていたが『オルテジアン』でキメラを培養しているとの噂がある。



【勇者タリウス(没?)】

100年前の討伐隊のリーダー。

光の勇者と呼ばれ、魔法全般を無効化する能力『崇光の導き』を保有する。

魔王に勝利した後は、新たな領地を与えられ、穏やかに暮らしたと言われている。

      


【リリアス】

耳長族の元神官。

高齢であるがエルフである特性上見た目は若い。

ホノカに修業をつけ魔力向上を図った。

タオの祖父。趣味は釣り。



【タオ】  

リリアスの孫で6才の耳長族の少年。

生れつき召喚術を使う稀有な存在だったが、制御できずに強大な魔物を森に放ってしまう。

綺麗なおねえちゃんが大好き。

                                                                     

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る