第12話 自己分析
まあ、なんです。
俺の小説でまるでゲームの弱小メーカー。
なぜなら、弱小は大手みたいに美しいグラフィグや綺麗なサウンドはない。
つまり何段も劣る。
だけど、弱小は食っていける。
大手の真似してほんの少しオリジナリティを入れる。
すると『どっかでみたけど。まあいいや。こういうジャンル好きだしな』となる。
大手の何十分の一かのユーザーが食いつく訳だ。
これがいいのか、弱小メイカーは疑問を持たない。
なぜならそういう会社は食っていく事が大事だからだ。
完全オリジナルの大ヒットを夢見て日々似たような物を作る。
ゲーム会社にいた奴にそう聞いた。
まさに今の俺の小説。
好きでもないのに追放ざまぁを書く。
数段劣る文章力や表現力。
モチベーションを得るために大手の真似をして何十分の一かのPVを得る。
それが食っていく為に凡作を売る弱小メイカーそっくりです。
ゲーム会社にいた奴は理想がすり減っていくのが堪らなかったと言っていたが。
俺はべつに悲嘆はしない。
弱小メイカーもだが、たまに少し毛色の変わった物を生み出す。
大半というか99%糞ゲーで、売れないけどね。
そうするとまた頑張れるし。
やっぱり、大手の真似じゃなきゃ売れないとなる。
俺も同じだ。
読まれないと知って少し変わった物を書きたくなる。
そして、諦めて読まれやすい物を書く。
現在の状況はベストだとは思ってはいないが、ベターだとは思う。
何十分の一のPVで十分モチベーションは得ている。
趣味でやっているので、苦労だけだと持たない。
なので俺にはちょうどいい。
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