メールでやり取りをしていると、たまにキミの言葉の端々に、親になったのだと実感させるような、優しいけれど厳しさを潜ませた言葉遣いに触れることがある。

 その度に制服を着て笑っていたキミが遥か遠くに行ってしまったようで寂しくもあり、逞しくなったのだと感心する想いもあり、キミは無意識なのでしょうが、その言葉遣いをボクに向けて不意に発せられらると、何故だかとても、くすぐったい想いに駆られます。


 頑張って作ったメールや手紙の文章を、『偉い!』と言って褒めてくれるのは、キミが親になった良い証拠。


 あらがうことは出来ずに時間は過ぎて行きますが、それほど無情でもないのかと、柔らかな日差しを見上げながら ものを思う休日でした。

 

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