一杯の珈琲から始まり、一杯の珈琲で終わる。赤子に被せられたブランケットのように、ふわりと甘いクリームがのる、苦くて甘いお話でした。
素敵な表現が多く、描写がしっかりとされていて、頭の中でシーンひとつひとつをイメージできました。お互いがピンチの時こそ、寄り添う。一番支えになったのが今のパートナー。私の理想の恋愛像が組み込まれていて、素敵でした…!
ウインナー珈琲というと懐かしさを感じます。ほろ苦い珈琲のなかに、甘い生クリーム、贅沢な味ですね。