第22話…入籍報告

「どうぞ座って下さい。」

祐介ゆうすけがいった。


史人ふみとと、ことは

ソファーに座った。


「わざわざ来てもらってありがとう

ございます。今、母ちゃんを内線で呼ぶから待ってて。」


「俺とことも祐介ゆうすけのところへ行かないといけないなと思ってたしちょうどよかったよ。」


「そうですね。タイミングが

よかったです。」


社長室のドアをノックする音が聞こえた。祐介ゆうすけが確認したら

母親だった。

ドアロックを解除し母親が社長室に

入室してきた。


史人ふみと君、ことちゃん、

こんにちは〜。ことちゃんの体が、

心配で、今日、史人ふみと君と

ことちゃん、が来るって社長から聞いたから会いたいと思ったの〜。」


「おばさん、こんにちは。ことの体を心配していただきありがとうございました。おかけ様で痛みや腫れも、なく

普通に歩けるようになりました。」


「おば様、こんにちは。この度は

ご心配おかけしました。おかげ様で

痛みや腫れもなく普通に生活ができるようになりました。」


「あら〜〜よかったわね。あれから病院へは通院してたの?」


「はい。一度だけ通院して職場に提出する回復診断書を2枚書いてもらいました。」


「そうなのね。回復診断書はこっちにも提出してもらえる?保険の手続きで必要になるかもしれないから。それから領収書もね。」


「はい。分かりました…これです。

宜しくお願い致します。」


「ありがとう。預かりますね。

史人ふみと君、よかったわね〜。

ことちゃん 元気になって〜」


「はい。安心しました。

こちらこそお世話になりました。」


「桜さん回復診断書と領収書は

お預かりします。これで全ての手続きが、完了しましたらもりたにを解雇しますのでご安心下さい。」


「はい、分かりました。

宜しくお願い致します。」


祐介ゆうすけ宜しく頼むな。

それからご報告があります。」


「なにかしら〜」


「おっ!なんだ。なんだ。」


「二人とも目が輝いてるぞ(笑)

親子だな〜(笑)」


「実は ここに来る前に婚姻届を

出してきたんだ。」


「あら〜〜おめでとう♪」


「お〜〜おめでとう〜。

これで独身は俺とわたりだけだな(笑)」


「そうよね〜(笑)」


「ありがとうございます。

今日、報告できてよかったです。」


「そうだよな〜祐介ゆうすけ

わたりだけだな。」


「ありがとうございます。南さんにもいい出逢いがありますよ。」


「ありがとうございます。さくら……違った(笑) 奥さん。」


「あら〜ことちゃん 優しいわね。

私はそんなことちゃん大好きよ。

ことちゃんみたいな娘が欲しかったわ。もう一人産もうかしら(笑)」


「えっ!!母ちゃんやめろよ〜〜(笑)」


「冗談よ(笑)」

史人ふみと君と、ことちゃん 幸せになってね。」


「ありがとうございます。

ことを幸せにします。」


「ありがとうございます。

幸せになります。」


「これからお祝いを兼ねて

ご飯でもと言いたいとこ

だけど これから私も祐介ゆうすけも用事があるのよ。」


「お忙しいですね。大丈夫です。

俺らも用事があるので帰ります。」


史人ふみとと奥さん、今日はありがとうございました。お気をつけて。」


「こちらこそありがとうございました。それでは失礼します。」


社長室を退室して4人で

エレベーターに乗った。


1階のエントランスまで祐介ゆうすけ親子が見送ってくれた。


史人ふみとの運転で自宅に到着した。


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