英雄王と黒き森の魔女【ソード・ワールド2.5リプレイ】

フクロウ

プロローグ

《薄暗い森の中、先ほどまで聞こえていた鳥のさえずりや美しい植物、息を吸うたびに感じる新鮮で透き通った空気の感触が一切なく、不気味な生物に見られているような重苦しい雰囲気を感じる。

それは森に見えるがまるで何者かに作られた人工物の様に感じる。そして何よりもおぞましいのは四方八方から聞こえる獣ではないうめき声だった。》


GM:皆さんの周りからブラッドリングがわらわらと現れます。


――――――

【ブラッドリング/アンデット/腕がコウモリの翼になった人間の姿をしており、キイキイと甲高い悲しげな声を上げながら飛び回り、力の弱いものを襲います。】

――――――


マカロニ:おいおい、キリがねーぜ!


ミレイユ:あらあら、また出てきたわ。


アンネ:何体来たって楽勝ですよ!


ルゼ:無謀。アンネのギャンブルと同じ。


アンネ:え!? ルゼちゃん!?


GM:さらに皆さんの後方から「ガシャン、ガシャン」っと重量のある足音が聞こえてきます。後方を見ると、そこには身長3mほどの騎士の姿をしたアンデットが姿を現します。


マカロニ:なんだ、こいつは。


アンネ:なるほど(震え)まずいですね…。


ミレイユ:なんか…、挟まれちゃったわね。


GM:前方のブラットリングの大群は襲いかかってきます。そして後方の大柄なアンデットの騎士が仁王立ちしています。


アンネ:絶対絶命ってやつですかね…。

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