第106話 薬と病院と

土日は授業を受けに行く日だったのですが

俺は起立性調節障害なので、書類(診断書?)を出すと授業受ける時間をある程度少なくすることが出来るんですよ、その書類用意してなくて今回4時間出てきたんですが……

前に父が


「あ、自分が連れてって書いてきますよ」


って確か祖母に言ったのになって

今何ヶ月が経ったかな?4月からずっとなのに

それでこの間は何があったか話しますね

本来は10時間あるとして6時間はDVD等を見て自分達で出来るのですが、あとの4時間はスクーリングという例えれば授業に出る必要があるんです

俺は起立性調節障害なので、書類を書いてもらえば6時間のところを8時間で免除されます

つまり皆よりも半分の時間で許されるのです

ただ今はその書類が無いので全部出るしかないのです、正直結構辛い

それで元々その話はしてたので書類ってどうなった?と両親に連絡だけして俺は徹夜してたので少し仮眠を取ってたら帰ってきた母に起こされて


「ねぇ書類ってなんのこと、そんなの無いけど。」


と話してきました

そして


「ねぇニナ薬ってどう効くの?それでニナは朝起きれた事あった?お母さんだって朝の八時とかに起きれてたらあ〜効いてるなって思うよ?でも飲んでも飲まなくても変わんないじゃん、何がどう効くの?」


という話にもなった

俺は元々お腹が動きにくい体質っていうのもあって薬を飲む方が胃腸の調子が良いし、

起立性になって今は分からないけど低血圧気味になって(最高血圧?が60ギリギリいくくらい)

立ちくらみや起き上がれないというのが酷かった、強いて言えば飲まない方がキツい

そう言っても母は前に言っていたけど


「いやただ時間が経って成長して良くなっただけじゃないの?薬関係無いんじゃない?」


と言われた

そんなの分からない、思春期くらいによくある病気だからだんだん治っていくよと言われて3年

そりゃ母もウンザリだよな、薬飲み続けてる娘が劇的に治ってるわけじゃないんだから

もしも、高校でも治らなかったらなんて言われるかな……なんて考え出してたり

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