林檎
辺り一面の緑林に赤い果実
緑林からすればそいつはきっと変わり者
初めは同じ
ある時期を境に怒ったように赤く成る
でもきっとそれは緑林の勘違い
その子を変わり者とは思っていない
かわいいかわいい子供のように思っているだろう
そして果実もきっと照れてるだけ
成長できたことにありがとう
果実はどこか人の子と似ている
うまく成長したものだけが手に取ってもらえる
あっ 笑ったように赤く光る
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