ソードワールド2.5リプレイ:たった一人の英雄譚

@44556677

第0話裏話 「本日は一人しか集まりませんでした」

2021年4月某日。

我々はソードワールド2.5(以下SW2.5)のセッションの為集まった。が、思わぬアクシデントが発生した。


GM:「本日は5人でのセッションですが、1人しか集まりませんでした。皆さん忙しいんですね」

PL:「は?」


本日集まったPLはなんと一人だったのだ。セッション自体が急に決まったからねしょうがないね。


GM:「PLさんはSW経験が非常に多い方、問題はないでしょう。」

PL:「2.5の経験は殆どないよ?」

GM:「むしろちょうどよかったですね。今回たっぷりと新しく生まれ変わったSWを堪能できますよ。」


SWは1.0、2.0と


GM:「では、早速キャラ作成からやってください。レギュレーションは以下の通りです。」


---------------------

経験点:初期

所持金:初期

成長:0回

名誉点:0

アビスシャード:0個


採用ルールブック:

基本ルールブック1・2・3

冒険の国グランゼール

ヴァイスシティ 悪徳の贄

エピックトレジャリー

鉄道の都キングスフォール

キャラクタービルディングブック

デモンズライン ‐追憶の守人‐

モンストラス ロア

星座の町 サイレックオード

---------------------


GM:「初期作成となります。」

PL:「2.0のデータとオリジナルデータは使う?」

GM:「現状採用の予定はありません、要望があれば採用するかもしれません。オリジナルデータは現状するつもりはないです。」

PL:「わかりました。」


---------------------

二人はは早速キャラクター作成に入った。

SW2.5ではキャラ作成は以下の5つのステップに分けられる。

①PC種族の決定

②能力値の決定

③技能の決定

④所持品の決定

⑤その他パーソナルデータ等の決定

の5ステップである。

---------------------


GM:「種族はどうしますか?2.5の新しい種族なんかもありますよ?」

PL:「へぇ、どんなのがいるんだい?」

GM:「こんなのがいます。

2.0から引き続き登場の種族

・人間

・エルフ

・ドワーフ

・タビット

・ルーンフォーク

・ナイトメア

・リルドラケン

・グラスランナー

・ラプラカーン

2.5から新規参入種族

・リカント

獣の耳と尻尾を持った人間型種族。頭部を肉食獣の姿に変化させる事ができ、高い身体能力を持つ。

・メリア

 見た目は人間そっくりだが、体の一部に花を一輪〜数輪生やした種族。感情が花によく現れる。

 見かけは人間だが、体の作りがかなり特殊である。

・ティエンス

 大昔に作られた人工生命体。人間とあまり違いのない見た目。


ざっくりとですが、説明は以上です。詳しい設定や能力値等はルールブックを参照してください。」

PL:「なるほどなぁ、やっぱり新しい大地だし、新種族がいいよね。メリアは笑ったりすると文字通り満開の笑顔になるのね、可愛らしいじゃないか。」


PLはメリアを選択。


PL:「ルールブックの説明の通り、耐久は高いな。それに心の値が高いから魔法使いにもなれる。妖精魔法なんか良さそうだな。」

GM:「種族特徴も確認しておいてくださいね。」

PL:「了解です。」


PLは2.0の経験は多い為、なんなくキャラ作成をこなしていった。その途中PLにはふとした疑問がわいた。


PL:「ところで、今日5人用シナリオって聞いたんだけど」

GM:「はい、その通りです。しかし、今からシナリオを直す時間はないのでこのままやります。」

PL:「調整は?」

GM:「え?しないよそんなこと」


二人の間に沈黙が流れる。


PL:「あ、人間冒険者で生まれ降ったらオール12だったわ」

GM:「私は光のGM、たとえダイスを振っていなくても、冒険者が2.0の生まれであっても、許しましょう。」

PL:「初期値ダイスも全部12だったわ」

GM:「先に言っておきますが、あまり下手な事を言うと私の中に闇が芽生えますからね?」


こうして我々の物語は始まったのだった。


---------------------

PC名:エデン

種族:人間

能力値

器用 24(B4) 敏捷 24(B4)

筋力 24(B4) 生命力 24(B4)

知力 24(B4) 精神力 24(B4)

技能値

ファイター2 スカウト1 ライダー1










  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る