第49話 再戦!エジソン!★
「また来たのか。判決はおりたと言うのに懲りない奴だ。」
エジソンはB4Fの中央に佇んでいた。
「俺は意地でもこの先に進みたいんだ!お前を倒すまで、何度でも挑んでやる!」
全部に身につけたゴム製品。閃光防御用の遮光グラス。対策は万全。俺はエジソンに向かっていった!
「甘すぎる。私が同じ手を使うとでも?」
エジソンは手を三角形の形に組み、前に突き出した。
「直流ブラスト!」
バリバリバリバリバリ!
「ゔわぁぁぁぁ!」
ガクッ…
あまりの電流に地面に倒れ込む。ゴムスーツと、それに仕込んであったハイポーションのお陰で助かった。だが、スーツは焼け焦げて大きな穴が空き、防具としての役割を失った。
「耐えたか。だが、次の一撃はどうかな?」
エジソンは再び攻撃に構えに入った。
「まだだ!俺は諦めない!」
俺は、再びエジソンに向かっていった。
「直流…うっ」
ポコン
その拳は、余りにも軽かった。だが、研究室に籠り、健康と呼べない生活を送り続けていた老人を葬るには十分だった。
「甘いのはお前の方だったな。」
そう、俺がエジソンの攻撃を受けている隙に、シータを後ろに回り込ませていたのだ。
こうしてB5への道は開かれた。
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