第14話 ゴブリンの王国?!

「という事があったんだ。」


ギルドにこの件の報告を行った後、俺はジェニファーの家に戻っていた。

「その件なら彼女の方が詳しいですよ!」

と受付嬢に言われたのだ。


「ゴブリンが人間を支配する…何というか恐ろしいねー。あいつら、群れになると格段に強くなるし、このままだとダンジョンの外にも影響があるかも。」

ジェニファーは深刻そうに『冒険の書』を見つめている。


「今話した通り、そこには多くの冒険者が囚われている。だから、彼らを助けるためにギルドに救援を出した。今頃救出部隊が向かっていると思う。」


「それなら安心だねー。」


「安心するな!奴らは思ってた以上に多かった!もしかしたら返り討ちに…」


フワフワ…

あれは、手紙?綿毛みたいに飛んでるけど?


「よっと。」

ジェニファーは飛び上がり、手紙を掴んだ。


パラッ

「うんうん…囚われた人々は全員保護したらしいよー。これで一安心だねー」


ギルドの冒険者皆さん強っ!

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