WHITE・HEART

不思議の序章

ある日、少女はトンネルを見つけました。

その日は夏休みで田舎の親戚の人の家に来ていました。

少女は昼下がり、暇で暇でしょうがありませんでした。

そこで探検をしようと思いました。

都会では中々お目にかかれない綺麗な川。少女はテトテトと駆け足で川に沿って歩きました。

キラキラと太陽のひかりを反射する川は光って見えるほどでした。

サラサラ流れる川を逆走します。

少女はふと、立ち止まって辺りをキョロキョロし始めました。

少女は川を離れてトコトコ走り出しました。

少女が屈んで手にしたものは少女の身長より大きな木の棒でした。

フンスッと満足気です。

川は山に繋がっているようです。

少女は山に足を踏み入れました。

さて、ここで1つ余談でもどうでしょう。

この田舎不思議なお話が沢山あるんです。

例えば、神隠し。1人で森に入ると帰って来れなくなる。

例えば、未来が見える滝がある。

これらはあくまで例えです。まだまだ沢山の不思議なお話があります。

今、少女はそんな森の中に1人で入っていきました。

フフフ、さあて、少女は無事に帰って来れるでしょうか？

楽しみですね。