第4章 甘い日々~秋~

第1話

季節が巡り、風が心地よく

過ごしやすい日々がやってきた。

並木はイチョウも色づいている。

今日も今日とて蒼くんと映画デート。

蒼くんの家に帰る道中で私は切り出した。


「蒼くん、あのね。私……文化祭で、ネコやることになったの」

「え、ネコ!?」

「うん、友達のヘルプでカフェのお手伝いするの」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る