3 形見の黒剣



 翌日、俺達はとある用事のついでに、モルガナンシン城を観に行った。ティーダが見てみたい、と言って観光気分で出掛けたんだが、そこで、俺は『自分の生い立ち』を知る事になる。



「はぁ〜、白くて大きくて立派な城だなぁ〜…」

 城壁の向こう側に見える聳え立つ純白の城を見上げ、ティーダはそんな感想を漏らした。ノリは完全に観光客だな。


 こんな街を観光するってもおかしな話だが…。


「……足下はガタガタみたいだけどな〜」

 目の前のモルガナンシン城は、陽に照らされて城の外壁がキラキラと輝いて、鑑賞するに値するものだが、よく見ればあちこちヒビが入っていて、この国の現状を暗に物語っている。

 今でも魔神どもの侵攻に抵抗する城塞として機能していて、ヴァイスシティを守る黒剣騎士団の本拠地となっているらしい。

 城の城壁は、部分的に新市街地と旧市街地を隔てる役割を担っていて、他の箇所に比べると頑丈に設えられてある。また、新市街地の三つある門のうち、北門と中央門に隣接していて敷地も相当広い。それぞれの門は旧市街地に通じるが、北門は通行許可証がないと通れないらしい。その事を冒険者ギルドで聞いて、通行証の入手方法を聞くついでもあって、今日はここへ来よう、ってことになった。

 

「なぁ、取りあえず、あそこの衛兵に通行証の事を聞いてみないか?」

 城門の脇にある通用口に立つ、黒衣の衛兵を指差して、俺が言った。それにティーダは「あぁ、そうしようか」と言って、率先して衛兵の元へ歩いて行く。

 こういう場面はティーダに任せるのが良い、俺はヤツの後を少し離れてついて行く。

「すまない、通行証について、二、三質問しても良いだろうか?」

「ん? なんだ見ない顔だな…、新米の冒険者か?」

 ティーダの物腰柔らかな声掛けに答えたのは、ヤツと同じ年くらいの衛兵だった。黒い鎧に身を包んでいるから、威圧感はあるものの、チェザーリの私兵のように俺達を邪険に扱う様子はない。

「あぁ、そうなんだ。ギルドで北門を通るのに通行証が必要だと聞いて…」

「なら、あそこの詰所で対応してるから、申し訳ないが…そちらへ回ってくれるか?」

 通用口から少し離れた所に、平屋の建物がある。そこの入り口にも衛兵が一人立っていて、周りを警戒しているようだ。その小屋を指差して、衛兵がそう言うと、ティーダもそちらを見て頷きつつ、衛兵に礼を言って、俺に声を掛けながら建物の方へ歩いて行く。

「詰所に回ってくれ、だってさ〜」


 詰所の入り口に立っている衛兵に声を掛け、用件を話すと、すんなりと中へ通してくれた。チェザーリの所と違って、こちらの詰所はそれなりの規模で、簡易宿舎といった感じだ。

 冒険者ギルドと同じようなカウンターがあって、その向こう側で数人の衛兵達が日々の業務をこなしている。

 俺達に対応してくれたのは、この騎士団の副団長のクエリア・アギヨンと言うエルフの女性だった。

「待たせてしまって申し訳ない。…用件はなんだろうか?」

 柔らかな物腰は女性のそれなんだが、言葉使いは男のような感じで、凛々しさを感じさせる。明るめの金髪ブロンドが美しく、いかにもエルフって感じの人だ。

 チェザーリと違って、五分ほどしか待っていない俺達に開口一番、詫びを入れてくれた。

 アギヨンのにこやかな対応に、いつものようにデレっとした笑顔でティーダが答える。

「あの、北門を通るのに許可証が必要だと聞いて来たんですが…」

「それなら、我が黒剣騎士団に対する貢献の度合いによって発行している」

「……貢献?」

 アギヨンの言葉に俺とティーダは顔を見合わせ、俺が質問を投げた。

「…具体的には何をすれば良いんだ?」

「ん? そうだな…、君達は冒険者なんだろう?」

「ああ」

 二人同時に頷いて、その反応に満足したように、変わらない微笑みを浮かべてアギヨンが答える。だが、その内容はなかなかのハードルの高さだった。

「なら〈剣のかけら〉を10個納品するか、活動資金の提供をして貰えれば、相応の貢献をしてくれたタイミングで発行しよう」


 …やっぱり、ここでも〈剣のかけら〉で『金』なのか。


「あとはそうだな…、ん? 君、その腰の物は?」

「え? ……あぁ、この剣か?」

 俺の腰にぶら下げている形見の剣を指差し、興味ありげに目を見開いてる。

 刀剣武器を扱うヤツらは、他人の剣にも興味を示す傾向にあるらしい。この街の冒険者ギルドに出入りするようになってからと言うもの、ギルドで休憩していると、ティーダのバスタードソードに興味を示した戦士ファイターやら、剣士フェンサーやらが寄って来て、彼らは刀剣談義に花を咲かせて、俺はそれをただただ聞かされていた。


 ここにも刀剣バカがいた…。


「…見せて貰っても良いだろうか?」

「あぁ、構わねぇけど…」

 アギヨンの要求に応えて、腰に下げていた形見の黒いロングソードをホルダーベルトから外して、鞘ごと彼女に手渡す。俺から剣を受け取ると、彼女は繁々と鞘を見て、柄に手を掛け、剣を引き抜いた。

 鞘から抜かれた剣の刀身が黒く光り、その輝きにアギヨンが溜め息を漏らした。

「…あぁ…やはり、イリアスの黒剣。君、この剣をどこで手に入れた?」

「…どこって…」

 俺達を訝しむように見返してきて、その刺すような視線に、ティーダと顔を見合わせて、俺がアギヨンに答えた。

「…父親の……形見だよ」

「! …君、名はなんと言う?」

 思いがけない質問に俺は戸惑って、名乗る事を躊躇したんだが、ティーダが腕を小突いて促すから、渋々答えた。

「は? …ティード。…ティード・ジルダール」

「ジルダール! では、やはり、イリアス・ジルダールの息子か?」

 アギヨンの言葉に俺の心臓が跳ねた。

 ドクドクと煩いくらいに高鳴って、良く分からない感情が腹の底から湧いてくる。


 この女は、何者だ…?


 胃の中モノが逆流して、口から出て来そうなほどの違和感、これの正体がなんなのか分からないまま、俺は戸惑い震える声を搾り出した。

「…俺の…両親を知っているのか?」

「あぁ、とても良く知っているよ。…イリアスは我が黒剣騎士団の部隊長を務めていた。妻のティリシアも団員だったんだよ」

 形見のロングソードを眺め、アギヨンは懐かしそうに俺の両親の話をしてくれた。


 俺の両親、イリアスとティリシアは黒剣騎士団の同期で、入団した頃は互いの主義主張の違いから反目しあっていたらしいのだが、同じ部隊に配属され、厳しい鍛錬や騎士団の活動の中で、互いに高め合い、惹かれ合って所帯を持つに至ったらしい。

 二人の仲も、周りが赤面するほど睦ましいものだったらしく、所帯を持って直ぐにティリシアは俺を身籠ったと言う事だった。


「結婚してほどなく、ティリシアは身籠ったから退団する事になったが、それを機にイリアスの騎士団での活躍も目を見張るものになってね、君が生まれる頃には部隊長を務めるまでになったんだよ」

 当時を懐かしむように穏やかに語るアギヨンに、俺は分かりきった質問を投げた。

「……お袋は…、俺を生んで死んだのか?」

 俺の質問にぽかんと惚けたような表情をして、アギヨンは首を傾げる。

「いや、…確かに生命の危機には瀕したが、奇跡的に一命を取り留めて、君を抱く事が出来たよ」

 その言葉に、俺は驚くしかなかった。

 俺が原因で死なせてしまったと思っていた母親が、生きて俺をその手に抱き、慈しんだとは考えもしなかったから。

「…死んで…ない?」

 アギヨンの言葉に、俺は全身から何かが剥がれ落ちるような感覚に陥った。


 物心ついた頃から抱き続けた『母親殺し』の罪の意識がそそがれたような、そんな気がしたんだ。


「ああ、ティリシアはナイトメアとして生まれた赤ん坊の角を撫でて、『私の坊やには可愛い角が生えてるのよ』と笑っていたよ…」

 微笑み答えるアギヨンの顔に、彼女の語る内容に俺は愕然とした。

 母親が俺の『角』を可愛い、と愛でていたことに、そして、同時に救われた気がしたんだ。


 俺は…母に『愛されて』いたのか?


 母親ティリシアが俺を愛したなら、父親イリアスは?

 俺の記憶の中の父親は、薬漬けで無気力のどうしようもない奴だった。ティリシアが生きて俺を育てたのなら、イリアスはああなった?


 真実を知りたい、逸る気持ちを抑えて、俺はアギヨンに問いかけた。


「……じゃぁ、…どうして、…父親イリアスは薬漬けになったんだ?」

 俺の質問に、アギヨンは悲し気に瞳を伏せて答えてくれた。


 彼女の面に『悔恨』の色が浮かぶ。


「…君が二才になる頃、この街は魔神の襲撃を受けてね。その頃には、ティリシアも非常時に徴兵される準騎士として騎士団に復帰していてね。幼い君を残して前線に出る事はない、と言ったんだが…。ティリシアは『坊やティードを守る為に戦うのよ』って笑って、君の父、イリアスと共に最前線へ出撃したんだよ」

「……じゃぁ…」

「ああ、その時の戦で…。ティリシアは命を落とした。…イリアスはティリシアを止められなかった自分自身を責めてね、彼の落ち込みようは見ていられないほどだった…。騎士団の務めも休みがちになって、…ティリシアを失った悲しみを紛らわすように酒に溺れて…。ついには薬に手を出したんだ」


 ……それで、…生活が破綻したのか。


「…騎士団から充分な保証は出ていたし、退団したあと、暫くはそれなりの暮らしをしている、と聞いていたんだが…。ある日を境にイリアスの消息が掴めなくなってね、家に残されたはずの君もどこかへ消えていて…」

「…幼いティードをこの街から連れ出したのはオレの父です。…イリアスさんとは幼馴染だったようで、ティードが四つになる年に手紙が届いて…。預かって欲しいと…言われたそうです」

 アギヨンの言葉を遮って、今まで黙っていたティーダが口を開いた。その言葉に俺は怪訝な視線を送る。


 親父とイリアスが幼馴染だったなんて、聞いていない…。


「! …親父が?」

「ああ、お前は覚えていないかもしれないが、オレもその場にいたんだよ」

「は? じゃぁ、お前…本当は事情を知って…?」

 睨むように視線を向けると、ティーダは慌ててかぶりを振った。

「いや、本当に詳しい事は聞かされてなかったんだ。…オレだってまだ八つの子供で、いつものように冒険に出る父さんについて来ただけだから…。ただ…」

「…ただ? なんだ? …言えよ」

「…ティードがヴァイスシティに戻る事があるなら、その剣を渡して、黒剣騎士団のクエリア・アギヨンを訪ねろ、とは言われてた」

 ティーダのその言葉で、今朝のやり取りの全ての合点がいった。


 今日はヴァイスシティへ来て七日目。

 朝飯を食った後、食器を片付けてる時に「今日は休みにして、モルガナンシン城を観に行かないか?」とティーダに誘われた。

 休みにするなら、部屋でゴロゴロしてたかったし、今更、観光もないだろうって思ったんだ。だから、最初は面倒くさいって言って、俺は乗り気じゃなかったんだが、ティーダが『どうしても』と強く言うから、通行証の事もあって出掛けて来た。

【時計塔屋敷】に部屋を借りてからは、邪魔になるから、と部屋に置いていた形見の剣を、今日ばかりは執拗に『持って行け』と言うから、おかしいと思ったんだ。


「……じゃぁ、今朝、ここに来ようって言ったのは…」

「ああ、観光じゃない。……お前の両親の事を聞く為だ」

「てめぇッ…!」

 騙されてた訳じゃない、ティーダにも何か考えがあって、ここに俺を連れて来たのは分かってた。だが、俺に何も話さなかったティーダに腹が立って、俺はヤツの胸倉を掴んで、拳を振り上げた。

 ティーダは神妙な面持ちでそれを受けるつもりで目を伏せたが、アギヨンの制止でそれは出来なかった。

「ティード君! …止めたまえッ!!」

 振り上げた腕を掴まれて、その女性とは思えない強い力に、俺は彼女の手を振り払うように腕を下ろした。

「……ッ」

「彼も事情は知らなかったんだ、責めるべきではない!」

 強い語調で窘められて、少しだけ冷静になれた。

 確かに、ティーダも詳しい話は聞かされてなかったんだ、ヤツも俺と同じで、『俺の生い立ち』を知りたかっただけ。


 に、それが必要だと思ったんだろう。


 申し訳なさの滲む目で俺を見詰めた後、ティーダは頭を下げながら言った。

「…父さんとお前の父親イリアスさんが幼馴染だった事を黙ってたのは謝る、すまなかった…」

「俺に、…どうしてこの剣を残したのか…聞いてるか?」

 頭を下げたティーダを見下ろしながら、俺はヤツに追及の一言を放つ、それに答えて顔を上げた兄貴の表情は真摯なもので、黙って頭を振った。

「…いや、オレは何も聞いてない。ティダンに誓っても良い」

「……。分かった、これ以上、お前が俺に隠し事出来るとは思ってねぇよ。…直ぐに顔に出るしな」

 感情が直ぐ顔に出るヤツだから、俺に答えた言葉に嘘はないと思った。俺達の様子を見ていたアギヨンが横から口を挟む。

「……私の推測だが」

 それに、俺とティーダは同時に彼女を見た。

「……?」

「君に『生き様』を残したかった、のではないだろうか。…我々、黒剣騎士団の騎士は、入団と同時に、それぞれの剣に『命を賭してこの国と民を守る』と誓うんだ。だから、…黒剣は、我々の生き様なんだよ」

 イリアスの剣を鞘に戻して、アギヨンは微妙な微笑みを浮かべながら、鞘の刻印を撫でた。在りし日のイリアスの姿を思い出しているのか、その瞳が潤んでいるように見える。

 そして、視線を上げて俺を見ると、諭すように微笑んで言葉を継いだ。

「……だから、伝えたかったのではないだろうか。…『正気』を保てる時間がある間に、人伝ひとづてでも伝えたいと、…ナイトメアとして生まれて、人よりも辛い人生を歩む事になる息子に」


したたかに…、全てを呑み込んで『強く生きろ』と」


 その言葉は、俺の全てを肯定してくれているように思えた。

 俺を縛る『ナイトメアに生まれた』と言う後ろ暗さを否定し、『生きていて良い』と、俺の存在を認めてくれる言葉だと。


「…俺は、……捨てられたんじゃないのか?」

「捨てるなんてとんでもない! イリアスはとても子煩悩で、騎士団の勤めが終わると、ティリシアと君の元に飛んで帰って行ってたよ」

「……そう…なのか」


「あぁ、君は…ご両親にとても愛されていた」


 その言葉が、俺の充たされない心の空洞にストン、と落ちて、俺に足りなかったものを埋めてくれたような気がした。

 闇に閉ざされた俺の視界には光が溢れ、彩りを得たような、そんな気がしたんだ。言い様のない不安が晴れて、世界が広がるような言い得ぬ感動に、何時しか俺は泣いていた。


「ティード……」

「…違う、これは……」

 慌てて手の甲で涙を拭う、その様子を見てティーダもアギヨンも、ただ穏やかな微笑みを向けてくれていた。ティーダに至っては、なぜだか知らないが、俺と同じように涙を浮かべて、上着の袖で拭ってやがる。


 そんな姿を見て、この『想い』を共有出来る『兄弟』が居て良かった、と思えた。



 ひとしきり、アギヨンの昔話を聞いて、俺達は黒剣騎士団の詰所を後にした。

 帰り際、俺の両親の「騎士団へ対する忠誠と献身に」と言って、〈モルガナンシン城の通行証〉を一枚くれた。

 そして、俺達が望むなら、騎士団の団長への面会も手配する、と言ってくれたんだが、今はまだ必要ないと思って、面会は丁重に断った。

 アギヨンは少し残念そうに笑って、「気が変わったら、いつでも尋ねておいで」と言ってくれた。






【攻略日記:雑感 四日目 3】


saAyu:………。ちょっと、重めの展開が二話続いた訳ですが…。

ティーダ:…うっ、ううっ…。

ティード:(…嫌な予感がする)

ティーダ:ティード! 兄ちゃんは…兄ちゃんはッ、いつまでもお前の家族だからなぁぁぁ!!

ティード:あ〜もう、うざいわ…、お前が泣くな……。(そっ、とハンケチを渡す)

saAyu:はいは〜い、号泣するティーダさんは放って置いて、ティード君の長年の胸つかえも晴れた事ですし、今後はもう少しまる〜く、素直なティード君になってくれる事を期待しましょうかね〜。

ティード:…まぁ、努力はする。

saAyu:お? 早速効果が!!

ティード:うるせーよ。…黒剣が『形見』だとは、最初から分かってた訳だが…。母親が元騎士で、俺を産んで暫くは生きてたってのは…どういう事ですかね?

saAyu:ん? どうもこうも、奇跡的に助かってたみたいですね〜。(ニコッ)

ティード:………。

ティーダ:三章の『5.ナイトメア』で拗らせまくってた手前、素直に喜べない真実、ではあったな、ティード的に。

saAyu:まぁ…、ですね〜。ナイトメアを産んでも、助かる母体は稀にいるって事で。元騎士なら、身体能力も高そうですしね。

ティード:……まぁ、俺を産んで死んだんじゃないなら、それで良いよ。

saAyu:ですね、ティード君にとって大切なのは『愛されて、幸せな乳幼児期を過ごしてた』って真実ですし。

ティーダ:そうだな、ティードは優しいからな! 特に子供に優しいし、両親に愛されてた記憶がちゃんとあるんだよ。

ティード:………。(照れている模様)

saAyu:このエピソードはね〜、わりと難産でね〜。時間掛かったんですよ〜。没にしたテキスト量も多いし。ティーダさんのお父さんの設定とか色々絡めたら長くなりそうだったんで、割愛しましたけど。

ティーダ:なに!? 父さんの設定ってなんだ??

saAyu:まぁ、それはどこかで書けたら、書きます。

ティード:イリアスの生死は不明のままなんだな?

saAyu:そうですね〜。この先のパラグラフ配置次第では、その辺りも明らかになるかもしれませんが…。(一応、ぼんやりざっくりは考えてる)

ティード:……まぁ、どっちでも良い(←父親に関しては幼少期のイメージがなかなか覆らない模様)

ティーダ:リプレイ的な事を言うと、ここでは〈剣のかけら〉を納品して貢献度点を稼いだんだったんだな?

saAyu:あ! 忘れてましたね…。

ティード:は? 何の為に来たんだよ…。

saAyu:いや〜、ティード君の形見の剣に関するエピソードで貢献度点貰えたんで、納品するの忘れてました…(苦笑)

ティーダ:いつでも納品は出来るんだろ?

saAyu:出来ますね〜。もう少し貯まってからでも良いかな。

ティード:じゃぁ、この後は? どうする?

saAyu:パラグラフ配置でもしますかね〜。コロコロ…(ダイス出目『3』と『4』)『34:酒場 死にたがりの亡者亭』を配置…っと。

ティーダ:じゃぁ、次は『34:酒場 死にたがりの亡者亭』だな!

saAyu:そうですね〜。店主のトトニーさんのお悩みを解決しますっ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る