いちファンクションの。
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第一話
魔法でなんでもできると思ったら大間違いだ、っていうのは大間違いだった。
レイア暦450年、どこかの偉人がそう言った。しかしそれが誰の言葉だったのかを思い出せず、スレートグレイの頭を掻いた女は大通りを歩きながらため息をついた。横を見れば、ローアンバーの癖っ毛の女が眠たそうな目をして、制服のシャツのボタンを外し、ネクタイを緩めているところだった。
「なぁ、レイア暦450年の」
「グレゴリー卿」
「あそう」
銀髪の少女、ジルは全てを問う前に回答を得られたことに何の疑問も抱かなかった。暖かみのある茶髪の少女、サーヤはジルの無知さに不安げな表情を浮かべる。
「ねぇ、ジル。それヤバいよ」
「分かってる」
「絶対分かってない。テスト範囲ど真ん中だよ、それ」
「魔法史は苦手なんだ」
大通りは多くの人で賑わっていた。建物がずらりと立ち並び、通りの脇には露店が所狭しとテントを張っている。それらに見向きもせずに、二人の少女は歩みを進める。目指しているのはいつもの場所だった。
薄暗い路地に入り、行き止まりまで進む。木箱や樽が埃を被ったまま鎮座しており、ほとんど使われていない空間であることが窺える。二人は言葉も交わさぬままポケットからシガレットを取り出した。指先に魔法で火を灯すと、咥えたシガレットの先端に触れさせる。息を吸い込み、煙を吐き出す頃には、指先の小さな炎は消えていた。
「サーヤの喫煙姿も様になってきたな」
「私はこんなの吸いたくないのに」
「付いてくるからだろ。お前、私のこと好きすぎ」
「うぅ……」
二人はレイア魔法学校の生徒であった。実践魔法の科目で優秀だったジルは特待生として、サーヤは座学の優秀さが認められ、二人は同じ学校に進学することが叶ったのである。受験番号を張り出された掲示板の前でサーヤが喜びを爆発させたのは二年前のことだ。
「八年ぶりに実践魔法の特待生が出たって聞いたときは、こんな不良だと思わなかったよ」
「私だって、学校創立史上初の満点受験者が、こんなに懐きやすい奴だとは思わなかったな」
「犬みたいに言わないでよ……」
「犬であってたまるかよ。うち、最難関校だぞ」
二人は間違いなく優秀だった。魔法は誰にでも使えるが、ジルほど強力で精密に扱えるものはそうそう居ない。彼女には既に、各地の祓魔師団からオファーが殺到している。悪魔と呼ばれる魔物を払い、人間の領土を広げるのが、ここ数百年の人間の悲願であった。彼女達が暮らしている大陸の半分以上が人ならざる者の土地である今、魔物を駆逐し、安心して生活できる場所を確保するのは急務とも言える。人口は増え続ける一方なのだから。
また、学校は生徒の喫煙を固く禁じている。シガレットは魔力に悪影響を及ぼすものが多いというのが通説だ。優秀な生徒達の未来を奪う可能性のあるものは極力排除しておきたいのである。
「さっきの座学の話だけど」
「そういえば、アルフレッドの卵の話、サーヤはどう思う?」
「露骨に話を逸らしたね」
「お前がするベンキョーの話は説教臭くて嫌い」
「はぁ……」
ジルは強いが、座学が苦手であった。スラム出身の彼女は基礎的な教育を受けて来なかったのである。実践魔法以外はほぼ完璧であるサーヤとは対極の存在であった。
「見つけられたら、面白そうだとは思う……け、ど……」
「なんだよ……?」
「それ、何?」
「さぁ」
樽と樽の間に、何かが落ちていた。薄暗い場所では判別が付かないが、楕円形のそれは今しがた話していた卵のような形状をしている。ジルは煙草を咥えたままそれを手に取った。
「なぁ、これ」
「ジル。マズいかも」
「へ?」
もし噂が本当なら、とサーヤはジルを静止したが、少し遅かった。
「誰か居るのか!」
「はぁ……!?」
「ヤバいよ、こっち来る」
「サーヤ、掴まれ」
声を掛けたジルだったが、彼女はサーヤが反応する前に抱きかかえて卵を持たせると、身体能力を魔法で強化して高く跳んだ。建物の屋上に着地すると、振り返ることなくまた跳ぶ。
路地とはいえ、街の中心部で二人がのんびりとシガレットを咥えていられたのは、存在を消す魔法を自らに掛けていたからである。応用的な魔法であることには違いないが、ジルがしくじることなど考えれなかった。事実、彼女はこれまでに一度もその程度の魔法を失敗したことがない。
二人が通う学園のことを知らぬ者は居ない。制服はもちろん、その掟も。レイア魔法学校の生徒が喫煙をしていたなどと知られれば、それだけで大事になるのだ。いくらジルとサーヤとはいえ、退学になってもおかしくはない。だからこそ、ジルは常に周囲の目を避けるように、魔法を掛けた上で、わざわざ路地裏まで移動してからシガレットに火を点けていたのだ。
ジルは屋上を使って移動を続け、サーヤを下ろしたのは街外れまで逃げてきてからであった。
「っぶねぇー……」
「見えてないよね、多分」
「あぁ。大丈夫だろ。ただ……なんで?」
「これ、本当にアルフレッドの卵なんじゃない?」
「……嘘だろ」
数十年に一度しか卵を産まない鳥が居る。鳥と呼ばれてはいるが、その姿は小さな龍のような姿をしていた。数週間前から目撃情報が集まっており、アルフレッドがどこかに卵を産んだのでは、と噂になっていたのだ。
アルフレッドの卵の孵化には、魔力を流してやる必要があるのだ。計り知れない魔力をその身に宿す彼らは、人間に滅ぼされない為に、卵に二つの力を授けていた。
一つは持ったものの魔法を完全に無効化する力。そしてもう一つは、魔力を流した者が親鳥ではなく人間だった場合、願いを一つだけ叶えてやるという力である。そのため、古来より人間はアルフレッドを無闇に狩ったりしなかった。飼育してその能力が宿らなくなるのも惜しいと考えた国は、彼らをあえて放置することを決めたのである。そして卵を見つけた者は国に届けることが、法律で決まっている。もし背いた場合は、祓魔師団によって、悪魔と同じように処分されるのだ。
二人が掛けた存在を消す魔法は、卵によって無効化されたのかもしれない。そう考えたサーヤは、すぐに戻って届けようと言おうとしたが、ジルがそれを静止した。
「サーヤの言いたいことは分かってる。だけど、それがそうと、まだ決まったわけじゃない」
「その可能性があるってだけで十分届け出の対象になるよ。それくらい知ってるよね?」
「いいから。ちょうどいい。行こう」
ジルはサーヤの黒いブレザーを掴むと、強引に引いた。彼女が目指すのは、この森の奥の遺跡だ。その昔、強力な悪魔が封印された場所。魔法学校に入学した際、立ち寄ってはいけないと言いつけられた場所をジルは覚えていたのだ。
「ねぇ、ジル。それはさすがに」
「じゃあいい。それ寄越せ。私が一人で行ってくるから」
「えぇ……いいよ、行く」
「初めっからそう言えよ」
胸騒ぎがして珍しくジルに反発してみせたサーヤだったが、結局は彼女に付いていくことにしてしまった。
三十分ほど歩くと、遺跡の入口が見えてきた。当時最強と謳われた悪魔が眠る場所にしてはかなり地味な入口である。地面にぽっかりと開いた穴、大きな兎のねぐらだと言われれば、ジルはきっと信じるだろう。
「これが遺跡の入口か?」
「ここ、地下遺跡だからね。入口はこんなもんだよ」
「ふぅん。封印が施されてるってのは、ここ?」
「ここと、あとは悪魔が封印されてる棺もだよ」
「そっか。じゃあ、頼んだ」
ジルはサーヤの背中をぽんと押し、一歩前に立たせる。不安そうにジルを振り返るサーヤだったが、ジルは一切容赦の無い視線でサーヤを見つめるだけだ。
ゆっくりと入口に歩み寄り、サーヤが卵を穴にあてがうと、見えないバリアの感触が突然消えた。
「えっ……」
「どうした?」
「バリア、無くなったみたい……」
「マジで!?」
ジルは駆け寄り、穴へと手を伸ばす。二人が並んで歩けば、肩が触れるかも知れないほどのちっぽけなそこは、容易くジルの手を受け入れた。
「進めるな」
「ちょっと! 嘘だよね!?」
「その卵がどこまでやれるのか、気になるだろ」
「ならない。帰ろうよ。本当にヤバいよ」
「ほら」
ジルは穴の前で手を差し出した。卵を寄越してさっさと一人で帰れ、と言っているのだ。ジルが何を言わんとしているのか、すぐに理解したサーヤだったが、決断することはできず、ただ立ち尽くしていた。
「ったく、じれったいな。お前は」
「だ、だって、ジル」
「いいから行こうって」
ジルはまたしてもサーヤの手を引き、魔法で明かりを灯すと、地下遺跡へと足を踏み入れた。そのとき、サーヤの頭の中で、一つの記憶が蘇った。
学校始まって以来の天才が同じクラスらしい、入学式を終えたばかりの教室内はサーヤの噂でざわついていた。ほとんどの生徒が着席している教室の中、二の足を踏んでいたサーヤの腕を引っ張ったのがジルだった。気にすんなよ。そう言ってジルはサーヤを引き連れて教室に入ったのである。
サーヤの腕を引くジルは、いつも笑っていた。それは今も。穴ぐらの中を下るように進み、石造りの空間に出ると、サーヤは絞り出すように声を発した。
「ねぇ、悪魔の封印が解けちゃったら、どうするの?」
「あんまり考えてない」
「ジルってそうだよね……」
二人の声が狭い空間に反響する。部屋の奥には、長方形の何かが鎮座していた。一目見て、二人はあれが悪魔が封印されている棺だと分かった。しかし、ジルの歩みは止まらない。ぐいぐいとサーヤを引っ張っていき、あっけなく棺の前に到着してしまった。
「サーヤ」
「やだって……」
「どこの祓魔師団に入るか迷ってんだよ、私」
「へ?」
「だから、もしこの封印が解けたら、この悪魔を殺した、もしくは再度封印した組織に入ることにするつもり」
ジルは自分の将来をちらつかせてサーヤを煽った。それでジルのやんちゃが少しでも落ち着いてくれるなら。そう思ったサーヤは卵を持つ手を伸ばす。が、その手は途中で止まった。
「いや……やっぱり止めようよ。どこに入ったって、ジルはジルだよ。気に入らないなら、別のところに入り直せば」
「よっと」
「あっ」
ジルは伸ばしかけたサーヤの手首を掴んで、卵を棺に当ててしまった。漂っていた強い封印の気配が消し飛び、二人は封印が解かれたことをすぐに理解する。サーヤのエメラルドの瞳が揺れる。ジルはすぐに踵を返そうとしたが、異形の魔力に当てられたせいか、サーヤは気を失ってしまった。
卵が割れないよう、ジルはサーヤを抱き留めた。その場に寝かせて棺を覗き込むと、中から無数のコウモリが飛び出す。
「うわぁ!?」
尻もちを付くジルを見下ろすのは、全身が真っ赤な、黒い角を持つ悪魔だった。爬虫類のような瞳で自分の眠りから覚ました者共の姿を確認すると、悪魔は笑った。
「面白いな。俺を解放したのがこんな小娘達とは」
ジルは魔法を放つべく、手のひらに魔力を込める。しかし、それに気付いた悪魔はまた笑った。
「やめておけ。無駄だ」
「んなもん、やってみきゃ……!」
「痛みは俺の好物だと言っても?」
「……そうか」
ジルはあっさりと集中させた魔力を手放した。攻撃魔法が得意な彼女は、自分にはなす術がないことを悟ったのである。
「それは……アルフレッドの卵か?」
「あぁそうだ」
「あいつら、まだ絶滅してなかったのか」
「みたいだな」
悪魔と世間話をしているこの状況を奇妙に思いながらも、ジルは雑談を続けた。案外話しやすい奴だとすら感じている。卵を見た悪魔はどうやって封印が解かれたのかを理解すると、くつくつと笑いながら告げた。
「俺は痛みとそれに伴う感情が好物なんだ」
「ただそれだけの悪魔が、どうしてこんなところに封印されてるんだ」
「俺のチカラが絶大だからだよ、小娘」
「小娘じゃねぇ、ジルだ」
「そうか、ジル。物怖じしない姿勢はなかなか立派だぞ」
ジルは悪魔を睨みつけるが、悪魔は余裕そうに首を傾げた。
「俺と契約しないか? しないなら殺すが」
「……契約内容は?」
「身体を傷付ければ、その分だけ魔力をやる」
この上なくシンプルな内容はジルにも理解できたが、彼女はその先を考えて唸っていた。
「どうした。人間が手にし得ないチカラを手に入れるチャンスだぞ」
「それって、誰の傷でもいいのか」
「何を言っている?」
「こいつのでもいいのかって、聞いている」
ジルは倒れたサーヤを見る。沈黙した悪魔だったが、すぐに大口を開けて笑い、両腕を広げて笑い、高らかに言った。
「面白いことを考えるな、ジル! いいだろう!」
「じゃあ、決まりだ」
悪魔は手を差し出し、ここに二人の血を載せろと囁く。ジルは魔法で指先をコーティングすると、それを自身の手のひらに滑らせた。青白く輝く指先は、いとも簡単に肌を切り裂き、すぱりと切れた手のひらからは鮮血が滲んでいた。
「あとはこいつか」
「……俺は構わないが、お前は本当にいいのか?」
「あぁ。なんでか知らないけど、私に懐いてるし。生きてここを出られただけでも有り難いだろ」
そうしてジルはサーヤの手中から卵を奪うと床に置き、先程と同じように彼女の身体を無遠慮に傷付けた。サーヤの手のひらの傷に自身の傷口を重ねて付着させると、悪魔が差し出していた手と握手する。
「これでいいんだろ?」
「あぁ。上等だ。しかも処女の血とはなぁ」
「きめぇ」
ジルは舌打ちをして表情を歪ませた。悪魔の発言が心底気に食わなかったらしい。そしてジルと悪魔が契約を終えた直後、サーヤが目を覚ました。二メートル以上ある真っ赤な巨体に、サーヤは再び気を失いかけたが、自身の身体の異常に気を取られる。彼女は地べたに座ったまま、自分の手のひらを見て驚愕した。
「え!? なにこれ……! 痛い、痛いよ……!」
「……すごい、体中に魔力がみなぎるのを感じる」
ジルの身体には、サーヤの傷の分だけの魔力がみなぎっている。ただ手のひらを切りつけた傷が、これほどの魔力になろうとは。ジルは感動を覚えながら、これまでの出来事をサーヤに話した。
「……嘘だよね?」
「嘘じゃない。生きてここから出られるだし、別にいいだろ」
「よくないよ! なに考えてるの!? なんで自分の体でやらないの!?」
「え、だって嫌だろ。痛いのとか」
あまりの身勝手さに、サーヤは絶句した。その嫌だということを自分に押し付けたにも関わらず、ジルは平然としているのだ。それだけでジルの顔面を引っ叩きたくなるサーヤであったが、今はそれよりも優先させなければならないことがある。彼女はおずおずと悪魔に声をかけた。
「あの、無かったことには……?」
「それは無理だ」
誰かに悪い夢だったと言って欲しい。サーヤの頭の中がその気持ちでいっぱいになる。しかしこれは現実だ。自分の傍らに深緑の卵が転がっていることに気付いて手に取ると、悪魔は笑った。
「俺は優しいから教えてやる。卵を孵化させてそれを願うのは勝手だが、血の契約を反故にできる力がこの世にあるとは思えない。卵が一つ無駄になる前に教えてやるなんて。な? 俺は優しいだろ」
「やめとけって。それに、その卵を届け出た方がいいって言ってたのはサーヤだろ」
自分の仕出かしたことを棚に上げて、ジルは淡々と述べる。悪魔の発言については、実を言うとサーヤも同じ見解であった。そもそもアルフレッドの卵にも出来ないとされていることはたくさんある。代表的なものは、死者を生き返らせることは出来ない、などである。つまり、サーヤには、絶対に実現できて、さらにこの状況を打開する何かを願う必要があった。
ジルを信じ、自分を傷付けたりしないからこのままでも問題ないと考えたかった彼女だが、寝ている間に勝手に手を切りつけられた今となっては、それは無理なこと。サーヤは、痛覚を遮断しようと思う、と二人に告げた。
「そうか。それならきっと。しかし、一度手放した感覚は二度と戻せないぞ」
「知ってる」
「分かった上でそうするならいいだろう。さ、ここを出るか」
「え? あんたも一緒に?」
「当然だ。俺は餌を感知するため、サーヤの側を離れないぞ」
悪魔はそう言い、小さなコウモリに変身すると、サーヤの肩に降り立った。ジルとサーヤは目を見合わせたものの、言葉は交わさない。二人はとりあえず遺跡から出ることにした。どちらからともなく出口に向かい、久方ぶりに外に出てみると、もう夕方だった。
「じゃあ、やってみる」
「どうぞ」
サーヤは両手で卵を包むように持ち、魔力を込めて願い事をする。願いは口にはせず、心で語りかけた。卵が小さく光ると、願いが受理されてヒビが入った。卵よりも明らかに大きなアルフレッドの雛が、サーヤの手中から空高く飛び出す。ピィという鳴き声が、ジルにはサーヤへのお礼のように聞こえた。
「……行っちゃった」
「でも、卵が孵ったってことは、成功したんじゃね?」
「……試してみて」
「自分でやれよ」
「本気で言ってる?」
「はは。まさか」
ジルはそう言って、サーヤの頬を強かに打った。ぱしんという音が森に木霊する。しかし、サーヤは顔色一つ変えずにそこに立っていた。
「痛く、ない……」
「私にはじんわりと魔力が高まった感覚があったよ。ほんのちょっとだけど」
つまり、成功したのである。これから、サーヤの体が受けた痛みは全てジルの魔力に変換され、さらにサーヤはその痛みを感じない。しかし、確かな手応えを感じているのはジルだけであった。サーヤは、こうなってしまった経緯、そしてこれから起こるであろうことに心を痛めている。こうして二人の人生を変えるきっかけとなった一日は終わり、街に戻るとそれぞれの家へと帰っていった。
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