第8話 May be…

May be…貴方の中に僕は見えていない

幾億もある星屑の光りに包まれている

最後に別れた場所は馴染みのBarで

今も残っている二人のお酒は減らず


月日が経つことに 気にしないようにしたいけど

届かない想い離れて 宇宙(そら)に映る面影が冷たい


君は今、どうしているのかな

僕はここにいるよと張り叫んでいた

別れを言わずに「行って来ます」と

振り向きもせず この宇宙(そら)の何処かへ


May be…今頃は木星に着いたかな

星々を辿る魂が流星になって帰る

そばにいて欲しいと抱きしめた時に

愛する人が言う「いいお酒を飲んで」と


君の時計は止まったままで、動かないけれど

伝えたい想いをのせて とっておきのお酒で乾杯


僕は後悔をしてでも、これからを生きていく

胸にしまう君の姿はもっと綺麗になっていた

この場所には誰もいないけれど

遠く、遠く過ぎた彼方から 同じ宇宙(そら)をみている


君は今、どうしているのかな

僕はここにいるよと張り叫んでいた

別れを言わずに「行って来ます」と

振り向きもせず この宇宙(そら)の何処かへ


僕は後悔をしてでも、これからを生きていく

胸にしまう君の姿はもっと綺麗になっていた

この場所には誰もいないけれど

遠く、遠く過ぎた彼方から 同じ宇宙(そら)をみている

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