第3話 君と歩いていく

うまく言えない言葉がある 

素直に切り出せないことがある 

コノ夜は独りきりで

秋の雨音は心に響いてくる


人はなぜかむきになって

この手に欲しくなる生き物

寂しいんだよね

誰か側にいないと不安で 

これをなんと言えばいいの? 


何かがわからなくとも

何かを知ることはできるから

今の人生を勝手にしてやればいい

答えは気づいている

君と歩いて行く


なぜにこう生きているのだろう

ただゴネたいだけか、わからないからか

単純かつ明確なものではない


例えば自然と二人

ちょっとした心の繋がりに

ボクは手を伸ばして

君の手に触れた瞬間 

握りしめたその微熱

これは、そうゆうこと


愛が何か知らなくとも

君に触れてしまえばいい

願う前に今を勝手に生きよう 

人生ってやつを選ぶなら 

君と歩いて行く

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