第24話 黒の王アージェントの子を懐妊
数日後の事・・
エリンシアは リュース公がプレゼントしてくれた魚
彼の領地で取れた魚 その魚料理を
一人で食事をしてる途中で 吐き気をもようして
トイレで慌てて 吐き出した
「調子が悪いのかしら・・?」
だが 度々 吐き気があった その原因は・・?
黒の王との二人でいる夜
黒の王の為に羽琴の演奏の時に吐き気をもようした
「申し訳ありません 王さま」
「調子が悪い?
いや、そうか・・私の子を孕んだな」無表情に事もなげに呟いた
「!まさか!」
「いや 間違いない 先読みの私が言うのだから」
「・・・リュース公の元にゆくか?」
「え?」
「こんな事や戦(いくさ)が始まったら リュース公は 姫を預かると私と約束してくれた」
「そこで 子供を産んで 赤ん坊を彼に預けて そこで白の国へ戻るもよし
リュース公がそなたなら 再婚してもいいと言っている どうする?」
「白の国の人質として ここに残るのは私が選んだ運命です
他の方を また人質として 連れてくる事は出来ません」
「・・また そなたの子供 確かエイル、エルトニアといったな
その子が 再び人質として選ばれるか・・」ため息をついて 黒の王
「では リュース公の花嫁となるか
子供をリュース公に預けて また白の国の人質として黒の王宮で暮らすか?」
「・・・」
「まあ、ゆっくりと考えるがよい」
「はい おおせのままに・・」
「ところで そなたをまだ抱いても良いか?
そう負担をかけぬようにする・・」
「はい」
黒の王はエリンシアを抱きしめ 唇を重ね
唇をかさなたまま エリンシアの服の帯を緩め 服を脱がす
白い身体が 王の目の前にある
エリンシアを抱え 寝床にそっと置き 自身の身体をゆつくり
そっと 再び重ねる
金の髪を1つにまとめていたピンを取り エリンシアの豊かな美しい金色の髪
天蓋付きのベットに広がる
夜の月明りが二人を照らしていた
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