第12話 黒の王の情人

だんだん・・と黒の王との一夜を待ち望んでいる自分に気づくエリンシア


そんな自分自身にも どうしていいかわからずに戸惑う


黒の王妃はまだ何も知らず 王女を伴い エリンシアの元を訪ねてきては

エリンシアの演奏や会話やお茶会を楽しむ


エリンシアは 羽琴の名手


よく宴に出るように乞われる

白の国の為にも その誘いを断る事はなく


その素晴らしい演奏を披露した


ある夜・・

黒の王はエリンシアとの睦言を楽しんだ後で

王はポツンと呟いた

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