第153話 music
つまり、占領下から解放されたように
見えて
実際の日本経済は、アメリカに従っていた
だけだった、と言う事になる。
それが悪いとも言わない。
民主主義、のような[思想]は
結局、[ひとつの見解]なのだから。
何かを主張する時、結局は
教育された時の、テキストを書いたひとが
礎にした、大元の発想。
それが[科学的]な、証明可能なものでない限りは
[ひとつの見解]にすぎないので
こだわる事自体が、自己防衛と言う名の
攻撃なのである。
排他的、つまり
自分を守る力を、外に与えるので
環境から見ると攻撃的なのだ。
それを、ほんのすこし弱めると
主義はなくなってしまう。
日本人は、昔々
そんな感じだった。
だから、外来のものは
みんな排除しなかった。
和風、と言うけれど
そのせいで、渡来人たちが
日本の主導権を持とうとして
融通の効く、この国を
硬直化してしまった
。
へんてこりんな、ローカルルールで
窮屈にしてしまうのは
日本人の発想では、なく
明らかに渡来人のものだ。
音楽を聞くとよく分かるけれど
昔々の日本の民族音楽は、様々なのに
明治くらいになると、なぜか韓国ふうの
淋しい音楽が多くなったりする。
でも、南の端や北端は
根強く昔ふう、なのだけど。
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