ここは【メイド喫茶】リリーズガーデン
フジシュウジ
幕間
――駅前の噴水広場。午後三時。
噴水の縁石に腰かけるひとりの少女。彼女を問いつめるようにして、ふたりの少女がその前に立っている。
駅舎を出た人々が、そのただならぬ雰囲気に足を止める。
(少女は三人ともメイド姿)
ひとりの少女が声をあげると、鐘が鳴ったとばかりに群衆がそろそろと集まってくる。
(ただし三人がそれを意に介することはない)
いざ舞台の幕は開こうとしている。
――物語の始まりは、この日の一ヶ月ほど前にさかのぼる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます