転生面談 ケースⅠ

~転生面談 雫石要~

「はてはて、最初の方は……、雫石要さん!アンタですか!これは最初から問題児がでてきましたな。」


「アンタ、転生毎に与えられるボーナスポイント、ここ最近全く使ってないでしょう?困りますよ、ほんまに。お上の意向で毎回15ポイント以上の使用を推奨してはるのに。アンタが使用平均量を下げているから、管轄であるワシの査定にも響いてきているんですわ。本当、勘弁して貰いたい話でっせ。」


「今回は強制的に貯まっているポイントを使って貰いまっから、そのつもりでな!何、ちょっとしたボーナス回だと思っておきなはれ!せやな、どうせこのままだと全部どぶに捨てはるんやろうから、ばばん!っと、半分くらいいってみましょっか?まあ、あんさんの場合その他の補正も大きいから、なくてもどうにかなるっつうでっしゃろが。」


「前世で苦労してない連中が、次は棚ぼたで俺TUEEE何て、甘い夢を見ているのは大笑いやわな!世の中そんな甘くない、ちゅうに!当然、その分はきっちり補正するに決まってますがな!

まあ、あんさんにはそんな事言ってもしゃーないけどな!ぎゃははははははは!」


「そんなんやから、今回はのんびりと過ごしなはれ。たまにはバカンスもいいでっしゃろ。

 フルコンプリート後の強くてニューゲーム位の気軽さで、ほないってっらっしゃい~~!」

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