第7話 欲求不満

 俺はカナタの家に来ている。

 

 うーん、ファンシィ。


 女の子っぽいピンクの部屋だぁ。


 可愛いねぇ。


 来たことのない空間で緊張していると、カナタがココアを淹れてくれた。


 両手にマグカップを持っているカナタ。


 俺は少し考えた。


 そしてゆっくりと立ち上がる。


 「どうかした、ソウタ?」


 「ちょっとそのまま」


 「えっあ、はい」


 「うーん」


 俺は彼女の両乳首をつまむ。


 「ひうううう♡」


 「うりうりうりうり」


 そしてそのあと、人差し指を上下に動かして、乳首を弾く。


 彼女はゆっくりマグカップを置いた。


 俺が思わず、身構える。


 だが反撃は何も来ない。


 「カナタ……?」


 「ソウタって本当に変態なんだね」


 「おう」


 「もう……」


 彼女は赤面しながらゲームの準備をする。


 「罰としてゲームに付き合って」

 

 「お……おう」


 俺があぐらをかくと、カナタがそのあぐらにすっぽりとはまるように座る。


 そうして、彼女は俺の顔を見る。


 そしてにぱぁと笑うのだ。


 くそぉかわいいなぁこいつ。


 悶々とするひと時を過ごした。


 悔いはない。


 嘘、めちゃくちゃ興奮した。



 

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