ここに来た理由
ますもりお
ばかだ
病院の集中治療室にいた。
昨日まで、普通に働いていた。
朝起きると、というか、息苦しさで目が覚めた。
体を起こすと、呼吸が少し楽になったので、タクシーを呼び、近所の病院へと向かった。
医者が、「今すぐ、心臓の専門の病院に移動させる。」と言い、移動した。
すぐに精密検査をして集中治療室に移された。
うっ血性心不全と言う病気で、心臓の3分の1しか機能していなくて、後少し遅かったら危なかったらしい。
運よく退院まで出来たが、以前のように動けなくなっていた。
さらに、日に日に体力が無くなって行くのも実感していた。
そうしていくうちに、幻覚や、幻聴が現れ、精神もやられていった。
会社も辞め、家で酒浸りの生活が続いた。
その生活のせいで、すい臓を病み、また入院。
退院後も、酒を止めず、その後は、心臓とすい臓で、入退院の繰り返しだった。自殺も何度か考えた。
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