『キョーフ、へびとかげ人間』

やましん(テンパー)

『キョーフ、へびとかげ人間』

 『多少、過激な内容を含みます。やましんの世代には、ある種のトラウマです。どうか、お許しください。』





 ある、春の真昼であります。


 気温も、なんだか、ある日、急に、ぐっと高くなったのです。


 そのあと、気温は下がってきました。


 しかし、へびさんは、目覚めました。


 『はやあ〰️〰️〰️〰️☺️。なんか、よくねた。よいしょ。とりあえず、やましんさんを、脅かしに行こう。毎年の恒例ね。どっこしょ。~あらあ〰️〰️〰️〰️〰️?なんかへん。なんにもないじゃ? 壁だけ残ってる。どうしたんだろう。』



 へびさんは、あたりをうろつきましたが、みごとに、なにもかも、ばらばらです。


 『あぎゃあ〰️〰️〰️〰️〰️❗なんだ、あれは。人間の姿か。でも、まっくろじゃ? おかしな、あじわいがする。こ、こ、こあ〰️〰️〰️。』


 きの弱いへびさんは、ねこママの店に、あわてて、よじれこみました。



 ママは、いました。


 『あら、へびちゃん。ひさしぶり。よくきたにゃあ。さいきん、だれも、こない。仕入れもままならずで、なんにもないけど。やましんちから、抜いてきといた、かんずめ料理ならできるにゃ。』


 へびさんは、カウンターに、とぐろを巻きました。


 『なにが、どうした、じゃ?』


 『まあね、小さめの核ばくだんが、おちたにゃ。かべ、みたにゃ?』


 『みたあ。ありゃ、かげにんげんか、じゃ?』


 『たぶん、やましんかだれかの、影が、焼き付いたにゃ。』


 『へび〰️〰️〰️〰️〰️〰️❗ そ、それは、へび〰️〰️だぜじゃ。』


 『まあにゃ。本人は、蒸発したかにゃ。確認しようもないにゃ。』※


 『むむむ。《へびとかげ人間》でありますじゃ。』


 『そんな、かっこいいものではないにゃ。』


 『ごきさんたちは?』


 『食糧が調達できず、日夜、まっくろになって、対策会議にゃんこ。まあ、真犯人は、わかってる、にゃ。』


 人類は、まだ、滅亡したわけでは、なかった。


 あらゆる、災害に負けない、ごき人間が、ついに、登場してきたのである。




・・・・・・・・・・・・・・・


 ※ 広島には、有名な人影の石がありますが、被爆時、3000~4000度になっても、『蒸発』とはならないとの指摘があるとのこと。

 


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『キョーフ、へびとかげ人間』 やましん(テンパー) @yamashin-2

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る