ひこうき雲

知らない街へと 旅をしてた‬


ひこうき雲を 眺めていた‬


自転車こいで 海を見てた


また一人で 歩き疲れた‬



思い出の アルバムは‬


もう開けない‬


そう決めていたけれど‬



瞳閉じれば‬ すべて


思い浮かぶ


涙の 


フォトフレームだけが 


霞むよ



止めようとしても‬


止められない‬


この胸よみがえる



忘れようとしても‬


忘れられない‬


あの心地よさ‬


あゝ、美しき記憶‬




それは いつかの空のよう‬に


それは いつかの風のよう‬に


それは いつかの優しさと‬


あなたに抱かれたあのときの



それは いつかの星のように


それは いつかの花のように


それは いつかの愛しさと‬


あなたに恋したあの日々の‬



あなたと出会ったこの場所で‬


わたしの待ってるこの場所で


眩しい季節を思い出す


ひこうき雲の消えるまで


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