青春死体! もしもシリーズ

 

 もしもこいつらがエ〇ァに乗ったら。


「エ〇ァにだけは乗らんといて下さいよ!」


 尸解仙が叫ぶ。お前がそのポジなのか。


「うん!」


 吸血鬼が答える、いや「うん!」じゃないが。

 魔女は言う。


「あのバカ吸血鬼!」


 普通に言いそう。

 てかはよエ〇ァ乗れや。


「パターン青! 〇徒です!」


 尸解仙が叫ぶ。

 やっぱり乗る気ないのね。


「やめてよ父さん! あれには魔女が乗ってるんだ♪」


 なんで嬉しそうなんだ吸血鬼おまえ


「いい、やれ」


 ゲン〇ウポーズのルシフェル。まあお前はそこだよな。


「うーあー」


 え、ゾンビ、冬〇先生ポジションなの?

 綾〇じゃないの?


「いいね歌は、リ〇ンが作ったなんでしたっけ」

「おいルシフェル、大事なとこだ忘れんな」


 NGシーン集じゃねーだぞ。


「お前もまともに描写しろや」


 第三東〇都市、要塞化されたその場所で、紫の汎用ヒ〇型決戦兵器が起動する。


「逃げてもよくね?」

「そこはかっこよくいけよ!!」


 はい、次、行きまーす。


もしもこいつら鬼殺〇だったら。


「魔女柱!」

「うーあー」


 多分、屍柱って言ってる。


「仙柱!」

「天柱……でいいんですかね」

「さあ許さんぞ吸血鬼無惨!」

「はぁ!? 俺そのポジなの!?」


 だって鬼ってついてるし。


「安直だねぇ」


 とは仙柱の弁だ。彼女は時々、なんかの電波を拾う。

 メタの呼吸の使い手だ。


「違うわ!?」


 魔女はなんの呼吸を使うのだろう?

 雑魚鬼を出してみよう。


「年号がああああああああ!!」

「おい、どこが雑魚だ錆〇と真〇を殺した奴じゃねーか」


 ちょっと黙れ仙柱。


「魔の呼吸、一の型、スターライトブレイ〇ー!」


 おい。

 極光によって消し飛ばされる鬼。


「絶対大丈夫だよ!」

「おう、魔法少女全部乗せやめーや」

「わけがわからないよ」

「うーあー」


 近況報告、ゾンビの活躍どころを探しています。


「吸血鬼、作者がゾンビ……じゃなかった屍柱の扱いに困ってるって」

「さくしゃ? 誰だそれは……まあいい、じゃあ屍柱は裏切って上弦入りで」

「お前もゾンビにならないか?」

「おい翻訳するから喋るな」

「さっきのCV的に私が裏切ってその台詞言った方がいいのでは?」


 この作品がアニメ化された暁には声優さんは全員女性です。

 なんて夢物語語ってみる。


「――だってよ」


 仙柱がもう地の文そのまま読み上げ始めた。

 ルシフェルが驚く。


「え、私てっきり男性声優だとばかり」

「そもそも美少女って決まったのさえ第二話くらいからだろ?」

「無理あるよなー」


 みんなして「ねー」なんて雰囲気だして意気投合する鬼と隊士。

 もう次行きます。


もしもこいつらがウ〇娘だったら。


「ヴァンパイアって馬いそう」

「ウィッチって馬いそう」

「うーあー……」

「ああ、ゾンビって馬はいなさそうだな確かに」

「ルシフェルって馬いそうですかね?」

「微妙なラインだな……」


 キョンシーって馬いなさそう。


「尸解仙だっつってんだろうが!」

「どした急に」

「うぜぇ……この第四の壁突破能力が今はただただうぜぇ……! 何故、作者から煽りを受けねばならんのじゃ……!」


 愛、愛ですよ尸解仙。


「深淵に帰れ!」

「なになに新しい呪文?」


 えー、いいから走ってもらいます。

 よーいドン!


「箒乗ってピューン」

「蝙蝠なってバサァ」

「うーあー」

「ちょ、走るのとか苦手……!」

「私も羽根を広げて飛びます」


 ……何処へ行くんだい君達?

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