最弱の最強魔法使い
@Sora_1058
第1話最強の火属性の魔法使いと最弱のコンビ
この世には魔法と言うものがある。
地球上の選ばれた数少ない人間が扱うことが出来る力だ。
そして、そのような力を持った力を持った者たちの成り行きをどうぞご覧あれ。
私は手のひらに力を集中させ、野球ボールサイズの火球をつくる。
それを空高く打ち上げた後、指を鳴らす。
遥か彼方で火球が爆発する。
うん、今日もいい感じ。
「お~、かっこい~ね~。」
今声をかけてきたのは、私のクラスメイトの,,,名前はあとで。
おっと、自己紹介がまだだったわね。
私はホムラ。
魔法高等学校に通う魔法使い。
魔法にはさまざまな種類があって、一番多いのが火属性。
そのほかに水、風、大地、木、身体強化などなど。
数が少ないのを含めればもっと色々あるけどほとんどが大体この五つ。
そして魔法にもランクがあり、第一級から第六級まで分かれている。
ちなみに私は第一級で火属性最強の魔法使いなのよ!
「さ、早く学校行こ。」
「わかってるわよ。」
こいつは自称とても強い佐藤(絶対偽名、だって自分で言ってたし。)
コイツは第五級の魔法使いで、しかもコイツが魔法を使っているのは誰も見たことがない。
だから、皆からは『魔法が使えないザコ』
と、レッテルを貼られてしまっている。
それでもコイツと私が一緒にいるのには理由がある。
それは、彼が弱いからだ。
弱いものを守ってこそ真の強者ってよく言うでしょ?
だから強い私が守らないといけないってわけ!
「今日もあなたを守ってあげるわ。」
「僕も結構強いんだけどな~。」
まったく。
学校についた。
「よおザコ。」ドカ!(頭を殴られる)
「あで。」
「コラ―――!
弱い者いじめはやめなさーい!」
「うわ!ホムラさんだ!
逃げろ!」
やっぱり。
私がそばにいないといじめられちゃうじゃない。
「大丈夫?」
「ダイジョブ×2僕強いから。」
「まったく。」
「おい、お前何してんだよ。
ちゃんと身体強化魔法使って殴れよ。」
「いやちゃんと殴ったよ。
第三級の身体強化魔法で殴ったのに、あいつ何ともねぇんだよ。」
「いやいや、お前がちゃんと魔法使ってねぇだけだろ。
それにあいつがザコってことに変わりねぇから。」
「まぁ、それもそうだな!」
「「「ぎゃははははははははは!!!」」」
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