第87話「賢者にもわからないこと」
森林での激闘の後、小火竜たちはそのまま森で育てることにした。
というより、最初からそのつもりだった。
いつかはもう少し交通の便が良い地へ移し、雷竜と火竜を同じ敷地内で管理したいが、いまはまずい。
つい最近まで縄張り争いをしていた両者なのだから。
海軍竜騎士団竜舎の第一候補地はピスカータだが、すでに小雷竜の群れを移住させているので、大半の小火竜については当分の間、現状維持が良いだろう。
小雷竜をピスカータへ移住させたのは、岩場に吹き付ける海風が稚竜や幼竜の体温を奪ってしまうし、外敵から丸見えだったからだ。
その点、森林は強風を遮ってくれるし、大型竜が飛んできたら隠れることができる。
山岳地帯の大火竜は陸軍が管理しているのでは?
もちろんだ。
だから陸軍の竜が勝手に他の群れを襲いに行くことはない。
だが、大型竜は他の土地にも生息している。
彼らが新たな縄張りを求めて飛んでくる可能性はあった。
そのようなとき、枝葉が何重にも重なっている森は良い隠れ場所になる。
決闘の翌日には餌や資材が続々と到着した。
イルシルトにエシトスが勝つという前提で、シグやトトルが手配しておいた輸送隊の第一陣だ。
勝敗が確定するまで、野営地に待機してもらっていた。
とにかく時間がない。
急いで簡易的な竜舎を建てた。
竜は水が苦手だ。
いままで雨の日は親竜が翼を傘に稚竜を守り、自分たちはずぶ濡れになって耐えていたが、これで少しは快適に暮らせるようになる。
沿岸街道までの道も作っていく。
獣道程度のものしか作れないが、いまはそこを通れば輸送隊が巣まで迷わず通える程度の道で良い。
馬車が通れるようなきちんとした道にしてしまうと、他国の密偵に気付かれる。
輸送隊の内訳は、トトル商会の水夫が少々、残りはすべて竜騎士たちだ。
〈ガネットの保護活動〉に賛同し、陸軍から第二艦隊へ転向してきてくれた。
ピスカータへ帰還するレッシバルたちと交代し、小火竜たちの世話をする。
とはいえ、いきなり入れ替わったら、まだ人間を信用しきれていない雌竜たちが怒り出すのは明白だ。
彼女たちが安心するまで、レッシバルたちも一緒に作業に励んだ。
その間に雄竜を一頭一頭よく見て、三個小隊分の小火竜を選抜した。
揉める心配はあるが、こいつらだけはピスカータへ連れて帰り、訓練を積ませる。
溜炎のこと、急降下攻撃のこと、他にもいろいろ……
やらなければならないことは、まだまだ沢山ある。
それでも、短剣作戦の肝である小竜を揃えることができた。
捕獲作戦は成功だ。
レッシバルは巻貝を取り出し、シグに報告した。
森の〈ガネット〉をすべて保護した、と。
***
レッシバル一行がピスカータへ帰還してからしばらくして……
杖計画に不穏な空気が漂い始めた。
〈原料〉が届かない。
リーベル王国にとっては何の問題もないが、研究所にとっては一大事だった。
ただでさえ、ネイギアス商人が値をつり上げているせいで〈繋ぎ〉を作るのにも苦労しているのに、〈原料〉まで届かなくなったら……
杖計画に逆風が吹き始めていた。
模神作りが進まないことに加え、研究所の悪い噂まで流れ始めていた。
熟練魔法兵たちについての噂だ。
リーベルの魔法使いなら、誰でも一度は高度な魔法の研究者になりたいと願う。
研究所入りを目指す。
だから念願が叶って、研究に没頭してしまうのはわかる。
わかるのだが、ずっと誰とも連絡が取れないというのは異常だ。
熟練魔法兵たちは、陸海軍から研究所へ派遣されている身だ。
そこで軍の使者が本人との面会を求めに行くのだが、代わりの者が「元気に頑張っている」とだけ。
家族が差し入れを届けに行っても、やはり代わりの者が受け取り「本人に渡す」と……
これで陸海軍と家族が引き下がるはずがない。
まるで隔離ではないか。
一体、どういうことなのか、と追及が強まるのは当然だ。
隔離というか……
顧問としてリーベル派に派遣中なので、ウェンドアにいないのだ。
そして原料の仕入れ状況を問い合わせようとしても、顧問本人だけでなく、派遣先のリーベル派とも連絡が取れない。
一体どうなっているのか、知りたいのは研究所の方だった。
でも、これを正直に伝えるわけにはいかない。
仕方なく研究所は軍や家族に対して「本人の意向」とか「部外秘」と並べたてて説明を済まそうとした。
もちろん、これで済むわけがない。
やがて陛下のお耳に入ってしまい、熟練兵本人に対する所属元への出頭命令が下ってしまった。
絶体絶命の危機だ。
だが、研究所は怯まない。
件の熟練兵は、実験中の事故によって消滅したか、異世界へ飛ばされたということにする。
暴走した魔法に巻き込まれて消えてしまったので、遺体を家族の下へ返すことはできない。
機密ゆえ、研究内容を明かすこともできない。
という言い分で押し通す。
研究所は昔から、密かに外法の研究を行っていた集団だ。
嘘など、ありふれた日常だった。
ゆえに陛下を欺くことにも抵抗はなかった。
***
杖計画は、研究所の中でも主導的な立場にあった者たちによって生み出された。
世界一の魔法王国の中で、最高の頭脳と魔力の持ち主だけが研究所に入ることができる。
さらに主導的な立場になれるのはごく一握り。
増長するなという方が無理だったのかもしれない。
彼らは人間として最高の境地に到達していると勘違いしていた。
いまは人間の姿をしているが、やがて神になり全世界を永遠に支配するのだ。
親の育て方が悪かったのか?
いや、そうではないだろう。
親は我が子に無限の可能性を語るものだ。
ではその可能性に、模神を作って世界の支配者になれという意味を込めていたのか?
そんなはずはあるまい。
無限の可能性とは、真面で前向きなものだ。
物騒な意味は含まれていない。
普通の子供なら、細かく説明しなくてもそのような意味に受け取ってくれる。
だから彼らは子供の頃からおかしかったのだ。
後に杖計画を立てるような思考の持ち主だったのだ。
異常さは自称にも表れている。
彼らは、自らを〈賢者〉と称していた。
神になるために必要な術式だ。
けれども人々は邪法と呼ぶし、術者を悪魔呼ばわりする。
腹立たしいが、愚か者共に道理を一から説いている暇はない。
これは、邪法を行う者が悪魔と見做されることを覚悟するしかなかった。
しかし〈賢者たち〉の中には〈人〉もいた。
人は真理より欲を優先する。
彼らが邪法に加わったのは、地位や特権を永遠に手放したくなかっただけだ。
事の重大さがわかっていない。
全世界から悪魔と見做されても成し遂げてみせるという覚悟がない。
結局、人は人間以上の力を求めるくせに、人外扱いされるのは嫌なのだ。
人でありたい。
人は思慮と覚悟が足らないので、模神が完成しても新たな世界へ連れていくことはできない。
だが、その高い知識と魔力は惜しい。
完成するまで、計画の一員として頑張ってもらわねば。
そこで彼らのために〈賢者〉という名を考案した。
善悪ではなく賢愚に置き換えたのだ。
世間の評判に心が揺らがないように。
自分たちは〈賢者〉であり、悪いことではなく、賢いことをしているのだ。
よって異議や疑問を呈する輩はすべて愚者であり、奴らの話はすべて戯言だ。
戯言には耳を貸さなくて良い。
その愚者が陛下だったら、丁寧にあしらっておけば良い。
何か適当な外法をお見せすれば、ご納得いただけるだろう。
いや、納得するしかない。
誰が魔法艦を生み出しているのか?
誰がリーベルを世界最強の座に着かせているのか?
リーベルの国王陛下は代々、賢明な御方が多い。
落ち着いてお考えになれば、すぐにわかるはずだ。
研究所の邪魔をすることは王国のためにも、陛下御自身のためにもならないことを。
***
〈賢者たち〉にとって、国内に漂う不穏な噂など雑音ですらなかった。
誰が何を騒いだところで、研究所に踏み込んで捜索することも、裁判にかけることもできないのだから。
そんなことより原料だ。
なぜ、供給が途絶えた?
なぜ、リーベル派や顧問たちからの連絡が途絶えた?
〈賢者たち〉はその世界最高の頭脳を総動員して考えたが、何もわからなかった。
とにかく情報がないのですべて憶測の域を出ず、手の打ちようがない。
平時、顧問からの定期連絡は手紙だった。
差出人は偽名。
宛先は、研究所とは表向き無関係そうに見える個人。
手紙の中身は暗号文で、友人宛の他愛ない近況報告に偽装している。
その手紙が少し前から途絶えている。
彼らの身に何かが起きているのは明白だ。
「いっそ、伝声筒で直接問い質そうか?」
複数の〈賢者たち〉から出た意見だったが、すぐにできないと気付いて断念した。
リーベル製の伝声筒は優秀だが、ネイギアス海やさらに西の海はさすがに遠すぎる。
どうしても伝声筒でやり取りしたければ、セルーリアス海で展開中の魔法艦に中継してもらうしかないが、そのときには杖計画が露見する。
何もできないなら、大人しく待つしかなかった。
もっとも、いくら待ったところで手紙が届くことはないし、ウェンドアで待つ彼らの伝声筒に顧問の声が届くこともないのだが……
***
〈賢者たち〉は知らなかった。
もうリーベル派は一隻たりとも、ピスカータ沖やネイギアス海を通れない。
近頃、海域は〈ガネット〉の縄張りになってしまったのだ。
〈ガネット〉は水面に影が映らないよう高空へ上がり、日差しに隠れて〈獲物〉を探す。
そして狙いを定めると急降下で襲い掛かる。
昔から海域で暮らしている海鳥にとって、獲物は巣へ持ち帰れる大きさの魚だった。
でも、最近縄張りの主となった〈大きい海鳥〉は違う。
身体が大きければ、それだけ狙う獲物も大きくなる。
たとえば……
おや?
丁度、その〈大きなガネットたち〉が獲物に襲い掛かろうとしているところだ。
せっかくだから漁の様子を見せてもらおう。
真上から獲物目掛けて一列になって急降下……
いま口を開いた。
そのまま、そのまま……
いまだ!
ドンッ!
ドゴォッ!
ガァンッ!
ドォンッ!
ゴンッ!
海域を航行中の二隻の船団。
その先頭船に天空から連続する火の玉が降り注いだ。
全部で五つ。
一つ目が甲板を貫き、その穴から残り四つが船内へ飛び込む。
ドガァァァンッ!
船内へ飛び込んだ火の玉が弾薬に引火。
船は四方八方に爆散した。
船団はリーベル派だった。
構成はアレータ海に同じ。
首領やリーベルの顧問が乗船している先頭船と、〈原料〉満載の後続船だ。
「なっ⁉」
後続船の船長は驚きのあまり、固まってしまった。
偶然、船首方向を向いていたので、一部始終を見ていた。
敵は、五頭の小火竜たちだった。
先頭船を一連撃で沈めた後、後続船を残して反転急上昇。
いまはもう豆粒のように小さい。
「……行った……か?」
船長の隣で手下が呟いた。
疑問形ではあるが、「そのまま遠くへ行ってしまえ」という願望が口から零れたというのが正しい。
船長も同じ思いだった。
後続船は少しでも多くの原料を積むため、不要なものは一切置かず、最低人員で航行していた。
大砲はなく、武器は海賊たちが各自所持している短銃と長銃が少々。
あとは自爆用の火薬樽があるだけだ。
そもそも後続船は戦闘を予定していない。
丸腰に近い状態なのは、奴隷たちの蜂起を用心してのこと。
反乱が起きたら海賊たちは海へ飛び込み、先頭船に撃沈してもらう。
そのとき、大砲が奴隷共の手に渡らない方が沈めやすい。
ところが、いまはそれが裏目となってしまった。
あの竜たちが戻ってきたら戦わざるを得ない。
武器も戦闘員も足りず、勝ち目は全くないが。
「どこかへ行っちまえ!」
「戻ってくるな!」
手下たちは次々と空に向かって悪態を吐くが、普段の威勢が感じられない。
完全に怖気づいていた。
言葉は強そうだが、祈りの声にしか聞こえない。
果たして豆粒は……
祈る海賊たちが見上げる先、徐々に縮んでいた豆粒の大きさが一定になり、旋回を始めた。
海賊たちの祈りは、通じなかった。
小火竜は予定高度に達し、次の降下準備に入っているのだ。
火の玉の準備が整い次第、再び降ってくる。
「船長、逃げやしょう! 首領たちはやられちまったし、もう逃げやしょう!」
「黙れ! 持ち場から離れるな! 銃に弾ぁ込めろ!」
狼狽える手下共を叱咤する船長だったが、心の中では激しく動揺していた。
逃げようというが、どこへ?
こういうときに助けてくれるはずの旗艦が、真っ先に沈んでしまった。
そしてあの速さ……
どこへも逃げられない。
逃げられないなら勝つしかないのだ。
見れば、竜の背に人が乗っている。
竜騎士という奴だ。
ならば鱗が硬い竜ではなく、竜騎士を狙撃しよう。
手下共にそう指示しようとしたときだった。
ドゴォッ!
ドボォッ!
バジィィッ!
ガァンッ!
バァン!
船尾後方の海に雷が落ちた。
全部で……五回!
皆、上を見ていたが音に驚き、反射的に後方を見る。
その途端、海賊たちの目を突風が叩いた。
「うわっ!?」
「目が……!?」
痛くて目が開けられない。
特に船尾に近い者ほど苦しんだ。
ただ、目を潰されたわけではないので、全員すぐに視力を取り戻した。
突風は、船尾から船首方向へ吹き抜けていった。
一体、何だったのか?
「え……」
「嘘だろ……そんな……」
振り向いてわかった。
竜は最初の小火竜五頭だけではなかった。
上に気を取られている間に、別の五頭が後方から低空飛行で接近していた。
こちらは小雷竜だ。
水柱に稲妻が混じっていた。
ものすごい爆発だった。
命中していたら船の後半部分が跡形無く吹っ飛んでいたことだろう。
外れてくれて助かったのだが、一つの疑問が浮かんできた。
旗艦の撃沈を見るに、小雷竜も命中確実な距離まで高速で接近してきたはずだ。
そこまで近付いておきながら、すべて外れるものだろうか?
外れたのではなく、わざと外した?
一体、何のために?
船倉の奴隷たちを商品としか見ていない海賊にはわからなかった。
ならば〈答え〉を教えてやらねば。
手下の一人が甲板に落ちていた〈答え〉を拾い、船長の下へ駆け寄った。
「船長、あいつらこんな物を!」
差し出したのは一本の筒だった。
長さは肘から手首ほど。
中には書状が入っていた。
内容は……
『ボートを一隻くれてやるから、直ちに奴隷も武器も置いて船から下りろ。
さもないと、貴様らを奴隷諸共皆殺しにしてやる』
降伏勧告だった。
したためたのは、海軍竜騎士団団長レッシバル。
雷竜小隊を率いて船尾後方の海面を爆発させ、大騒ぎになっている甲板へ筒を投下した。
なお、小火竜を率いていたのはエシトスだ。
いまはレッシバルの右腕として副団長を務めている。
***
『奴隷諸共』
彼を知る者が見たら、違和感を覚える文言だ。
リンネの死に涙したレッシバルらしくない。
しばらく見ない間に心変わりしたのかと心配になる。
だが、その心配は無用だ。
レッシバルは何も変わっていない。
だから自発的に『奴隷諸共』と書くことは絶対にない。
いまも胸糞悪いと思いながら投下したのだ。
では、誰がこの文面を考えたのか?
…………
……トライシオスだ。
彼だと知った途端、納得できてしまうのが悲しい。
だが、決して〈老人たち〉だから冷酷に切り捨てようというのではない。
気持ちはレッシバルたちと一緒だ。
奴隷たちを救出し、元の場所へ帰してやりたい。
そのためには、リーベル派に向かって「奴隷を解放しろ」と言わない方が良い。
奴らに奴隷の命が交渉材料になると悟らせてはならない。
人質を盾に時間を稼ぎ、リーベルの勢力圏に逃げ込まれてしまう虞がある。
よって「挨拶もなしに縄張りを通ろうとする横着者には、船も商品もぶち壊して礼儀を教えてやる」という姿勢で臨むべきだ。
さすがは飼い主だった。
自分が飼っているものの卑劣さをよく理解している。
レッシバルも頭では理解した。
だが、どうしても心が受け入れられない。
『奴隷諸共』の件でリンネの顔が浮かんでしまう。
それでも渋々賛同したのは、シグの説得によってだった。
さすがはシグだ。
幼馴染の心をよく知っている。
彼は頑ななレッシバルをこう諭した。
大事なのは、奴隷を人質に使わせないことだ。
形に拘っている場合ではない。
無事、救出することだけに集中しろ、と。
これだから探検隊はシグに逆らえないのだ。
レッシバルはぐうの音も出なかった。
さて、後続船の海賊共は……
『奴隷諸共皆殺し』の一文ですっかり戦意を喪失してしまった。
「奴隷を返せ」というなら、交渉の余地があったのに。
竜騎士たちの主目的は侵入者の成敗であり、奴隷は〈ついで〉だった。
ならば、奴隷に人質としての価値はない。
でも、本当か?
虚勢を張っているだけではないのか?
船長と数人の手下たちは、『奴隷諸共』の文言を完全に信じたわけではなかった。
では、確かめてみるか?
「…………」
無理だ。
船長たちも、火と雷の恐ろしさが心に焼き付いていた。
ハッタリでは、と疑っているものの、それを叫ぶ勇気が出ない。
しかもこちらはすでに総崩れだ。
この状況で徹底抗戦を叫んだら、竜ではなく手下たちに殺されてしまう。
もはや……
その頃、空では雷竜隊・火竜隊共に第二次攻撃の用意が完了。
船倉に被害が及ばないよう、小さな溜雷と溜炎を作った。
甲板上の海賊共だけを倒して、船長に決断を促す。
それでも決心がつかないなら、第三次攻撃だ。
帆と舵を破壊して航行不能にし、帝国第二艦隊かトライシオスに通報する。
レッシバルとエシトスは右手を高く掲げた。
振り下ろしたら降下開始だ。
だが……
「賢明な判断だ」
「船長は部下の命を大切にしないとな」
間一髪。
後続船のメインマストに白旗が揚がった。
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