第18話
荷物を運び結月にイカ釣りを教えていると
「橙李、ここってマグロとかも釣れるの?」
と凄い質問をしてきたので
「流石に沖に出ないと無理だね、ってかマグロの気分??」
「んー食べたいかな、あ、でもサーモンでもいいよ!!」
「いや無理!!」
「なんで!!?」
「こんな堤防にうようよ居たら皆んな釣るわ!!」
「うーならイカでゆるしてやろう!」
「…何様?」
「…姉様!」
「自分でみとめた!!」
「…冗談!!本気にするな!」
「あれー可愛い姉様の命令なら聞こうかと思ったのに」
「…なら1つ聞いてよ」
「何ですか姉様?」
「…橙李の料理が食べたい、今度作って」
「ここでデレる!?最強か!!」
「うっさい!!早く教えて………でダメかな?」
「いいっすよ、今度作りましょ」
「やったね、ねぇねぇ、早く釣りしよ」
そういい釣りを始める
俺は穴釣り用の小さい竿とアジングを用意し、
結月に投げ方などを付きっきりで教えていると
「結月ちゃん、橙李おまたせ!!なんか釣れたか?」
そういい千堂さん、原田さんがやってきた。
「いえ、今結月さんにエギングの使い方教えていた所です。青虫とサバの切り身あります?僕結月さん教えながら近くで穴釣りしようと思うんで!」
「おーあるある!!原田さんに教えなくていいから俺達適当にしとくわ、アジとかの回遊ありそうだし原田さんはイカつるっていってたぞ」
「了解っす!原田さんエサありがとうございます!」
「いいよいいよ!エギ結月ちゃん何色つかってんの?」
「今ピンクで責めてますね、金とかでもいいかなって思ったんですけど、まぁ王道からで」
「なら俺金でいくわ!」
などと男達で話していると
「…橙李ひま」
不機嫌そうに結月が言うので
「はい!!」
って言いながら近づくと小声で
「…寂しいからあんま1人にしないで」
とふぐ顔になりながら拗ねていた。
可愛いなぁと思いながら皆んなで会話をしつつ釣りを続けた
「!!橙李なんかきた!!」
「結月さん落ち着いて!竿少し立てて巻いていってください!」
「なんかめっちゃ引かれる!」
「あんまり無理に巻いてると切れるかも知れないので、引っ張られてたらそのまま少しまってください。弱くなったら巻く感じで!」
「わかった!任せて!」
「橙李なんかつれた?」
「原田さん、結月さんが今イカ釣りあげてます!!」
「俺だけ坊主」
「よし!くいついたーデカイぞ!!タモタモ!!」
「千堂さんいつのまにか遠投サビキしてるんですね原田さんタモまかせますね!僕、結月さんのタモするんで!」
「橙李!!釣れた!!早くアミ!!大きいよ!!」
「おお!!いいかたのアオリイカじゃないですか!!流石!!」
「原田さん早く!!チヌ!!デカイぞ!!」
そういい、イカ、チヌを釣りあげそのあとも釣りを続けた。
「橙李、メバル2、カサゴ2、アコウ1か、いい感じじゃん!」
「小さいのは逃してるんで千堂さんがチヌ、あとアジ3ですか!結月さんはアオリイカ3 っていいペースで釣ってますね!原田さんもアオリイカ2ですね!」
「どうする?チヌとアオリのデカイのは皆んなで食べたいな、確か明日橙李と結月ちゃんは仕事だよな?何時まで??」
「確か2人とも10時あがり!結月刺身食べたい!」
「あーならそれからで今日釣ったの食べるか、後はどうする??」
「結月さん今日瑞希さん迎えありますねよ?、アジとアオリの小さいのは半々にしませんか?僕は残りの明日食べるの下処理しとくんで!」
「お!なら任せていいか?イカは捌けるけどアジはムリだからアジ全部持って帰れよ!原田さんとイカ刺しで飲むから、あと橙李はまたバイトなかったら連絡くれよ、何時でも部の見学とか体験させたるから」
「千堂!!もう我慢できん!飲むぞ!!」
「原田さんあんな状態だからもう帰るか、いい時間だしまた明日な!終わったら原田さん宅集合で!ちなみに橙李こんと飯が無いから早く来る事!」
「了解です!!でわまた明日!!」
と2人は足早に車に乗り込み帰っていった
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