第20話 一言レビュー♡ 3
一言ですが、ハナス流ですが贈ります。
☆☆☆幸せになってもええんやで
野口マッハ剛さん
実は私には六、七年入退院を繰り返している四つ年上の友達がいる。知り合って二十年、姉のように優しくて、可愛がってくれた大事な友達。
旦那さんのDV、姑さんのイジメに耐えた根の強い女性だ。残念ながら追い出されて別居、独り暮らし。子供に会いたいって泣く時は、何も言えず背中をさする事くらいしか出来なかった。
そんな彼女とスーパーの駐車場であった。今から七年前の出来事。彼女は乗ってきた車のドア全てを開けて、ただ立っていた。手を振っても反応がない。突然ふらふらと歩き出して、轢かれそうになり、クラクションを鳴らされる。
危ないでしょ!って叫ぶ私に彼女は、「触らないで! この線から中へ入らないで!」と叫び返した。(何を言ってるの?)そのあと、私に向かって聞く。
「ねえ、今日テレビ見た? 私の事テレビで何か言ってた?」(何を言ってるの?)とにかく焦った私は、彼女を安全な場所まで誘導して、彼女のお姉さんに電話をした。彼女に運転させて帰らせるのは危険だと判断した。目の焦点があっていない。今まで見たことがない状態だった。
翌日、彼女は入院。私は初めてお姉さんから病名を聞かされた。自分で勝手に薬をやめていたらしく、症状が出てしまったと。全く知らなかった私。
私はその日から専門書を読み漁った。彼女に何をしてあげたらいいのか、してはいけないのか知識が欲しかった。
入院中は会わせて貰えない。コロナ禍では会えない。やりきれない時に、この作品を見つけて、すごく救われた。
彼女に会えたら、抱きしめて言うつもりだ。
幸せになってもええんやで!って。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219930440088
☆☆☆令和欲張りギャグコメディ「しまづの県」
郭隗の馬の骨さん
郭隗の馬の骨さんといえば、皆さまご存知、宮崎県都城市から大河ドラマ誘致運動で有名ですね。
はい、戦国武将島津です。義久、義弘、歳久、家久です。呼び捨てでごめんなさい。戦国武将って呼び捨ての方が貫禄出るのよ。
そんな彼らがなんと現代に! しかもみんなで菓子製造業を営んでます。
会社の名前は、株式会社「しまづ」。よしひさが社長で、よしひろが副社長、
としひさが専務、いえひさが常務。うん、令和になっても呼び捨て。ごめんなさい。
この菓子会社の主力製品は「がるかん」何それ? って思ったそこのあなた、有名なお菓子なの。ぜひ一度味わってみて。
随所にアニメや漫画などのパロディーが散りばめられています。私の大好きな漫画「北斗の◯」と島津のコラボ、最高です。
郭隗さんってこんなにユーモアたっぷりの人だったかしら?
色んな意味で斬新です。ぜひご一読を。
https://kakuyomu.jp/works/16816700426994326062
感謝を込めて 星都ハナス
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