【闇の眷属集合】四天王で根流し→水の都攻略実況スレ

【闇の眷属集合】四天王で根流し→水の都攻略実況スレ



1:どこかの闇の名無しさん

前に立てた安価スレ

「URL」

の続きやで

今から根流しするからスレ立てたけど、実際に光の眷属からの反応出るのは早くて数日後と思ってるからそれまでのんびり待っといてくれや


動きあったらレスするで

ほな……


2:どこかの闇の名無しさん

誰だよ


3:どこかの闇の名無しさん

スレタイで笑わせるのやめろ


4:どこかの闇の名無しさん

状況が分からん

テンプレあるなら貼ってくれ


5:どこかの闇の名無しさん

あの時の部下に恵まれてる野郎やん

ハァ〜〜〜(クソデカ溜息)


6:どこかの闇の名無しさん

四天王で根流しってマジ?

手駒に対して策略が貧弱すぎるだろ


7:どこかの闇の名無しさん

お、参謀様やんけ

待っとったで


8:どこかの闇の名無しさん

スレタイ滅茶苦茶で笑う


9:どこかの闇の名無しさん

おふざけが足りている


10:どこかの闇の名無しさん

可愛い部下に恵まれてても全員に嫌われてるイッチ


11:どこかの闇の名無しさん

お、部下寝取られた参謀様やんけ


12:どこかの闇の名無しさん

あの後スレでイッチが四天王寝取られた事になってたのほんと草


13:どこかの闇の名無しさん

可愛い部下ってなに?

嫌な予感するからスレ閉じるわ

死ね


14:どこかの闇の名無しさん

>>13

自衛のできる魔族の鑑


15:どこかの闇の名無しさん

>>13

迅速対応で草


16:どこかの闇の名無しさん

童貞スタコラサッサで草


17:どこかの闇の名無しさん

前スレも読めない無能のためにワイがまとめたったで


【前スレのあらすじ】

イッチが参謀に昇格。その祝賀パーティーで部下の四天王から煙たがられていた事が発覚し、部屋に帰ってから泣く(静かに)

イッチ、参謀の立場を利用して四天王にパワハラする事を思い立つ。酒に酔った状態でスレを立てる

安価によりイッチの初仕事が根流しに決定。降格が危ぶまれるが、本人は意欲をみせる

それっぽく肉付けしてそれっぽい作戦が完成。うp要望に答えてイッチが四天王の画像をアップし、スレ民のヘイトを集めてスレを去る


18:どこかの闇の名無しさん

簡潔に83行でまとめろ


19:どこかの闇の名無しさん

参謀で草


20:どこかの闇の名無しさん

安価で作戦決めるのは流石に草


21:どこかの闇の名無しさん

四天王うp


22:どこかの闇の名無しさん

真面目に戦争していない

+8383315点


23:どこかの闇の名無しさん

笑えねーわ

世界平和になったら責任取れるのかよ


24:どこかの闇の名無しさん

イッチとんでもない大物じゃん

掲示板にいる魔族の中でも最高記録だろ


25:どこかの闇の名無しさん

魔族滅亡待ったなし


26:どこかの闇の名無しさん

>>25

参謀が安価スレ立ててるような勢力とか滅亡して当然なんだよなぁ……


26:どこかの闇の名無しさん

あらすじ一行目から滅茶苦茶で草


27:どこかの闇の名無しさん

>部屋に帰ってから泣く

うーんこの豆腐メンタル


28:どこかの闇の名無しさん

その場で折檻しろや

部下になめられたら終わりやでイッチ


29:どこかの闇の名無しさん

>>28

前スレでも100万回言われたねこれ


30:どこかの闇の名無しさん

テンプレ作らないと新スレ立つ度に言われそう


31:どこかの闇の名無しさん

まぁイッチが情けないのは事実だし


32:どこかの闇の名無しさん

歴史は繰り返すんやなって(しみじみ)


33:どこかの闇の名無しさん

魔王様に承認もらえたようで良かったね


34:どこかの闇の名無しさん

それっぽい作戦の内容は?


35:どこかの闇の名無しさん

開戦あくしろよ


36:どこかの闇の名無しさん

根流しの詳細よこせや


37:どこかの闇の名無しさん

安価して?


38:どこかの闇の名無しさん

根流しするのはいいけど、肝心の四天王のやる気は大丈夫なん?


39:どこかの闇の名無しさん

>>38

嫌いな上司からの命令とか真面目にやるわけないゾ


40:どこかの闇の名無しさん

四天王のやる気とか関係なくね

イッチの命は魔王様の命だぞ


41:どこかの闇の名無しさん

イッチ偉すぎて草

このスレは伸びる


42:どこかの闇の名無しさん

しっかりやらないと自分が死ぬだけだからな

特に炎の四天王


43:どこかの闇の名無しさん

【それっぽい作戦概要】

水の都の上流にある泉で根流しする(炎の四天王+壁役のドラゴン?)

勇者か聖女が出てくる(多分)ので炎の四天王が足止め

水の都の防備が薄れたタイミングを見計らい強襲

メンバーは残りの四天王(闇、風?、土?)+イッチ+精鋭

我々の勝利である


44:どこかの闇の名無しさん

作戦ふわふわで草


45:どこかの闇の名無しさん

大本営発表やめろ


46:どこかの闇の名無しさん

希望的観測が多すぎる


47:どこかの闇の名無しさん

元々戦争なんて不確定要素の塊だから多少はね?


48:どこかの闇の名無しさん

四天王の詳細未だに分かってないのほんと草


49:どこかの闇の名無しさん

なんだこの作戦は!

(立案者)開示だ開示!


50:どこかの闇の名無しさん

これを魔王様が承認されたという事実


51:どこかの闇の名無しさん

魔王様が承認なされたのなら最高の作戦に違いないな!(信仰は盲目)


52:どこかの闇の名無しさん

イッチも強襲メンバー入りしてるのな


53:どこかの闇の名無しさん

参謀様が戦ってるのとか見た事ないわ

強いん?


54:どこかの闇の名無しさん

ゆーても幹部やぞ

普通に最大戦力やろ


55:どこかの闇の名無しさん

なんで風と土は不確定なの?


56:どこかの闇の名無しさん

今北


57:どこかの闇の名無しさん

>>55

イッチのとこの魔王軍が所持してる精霊が炎、闇、風、土

今のところ分かってる四天王が炎と闇だから、残りも当てはまるんじゃないかという予想


58:どこかの闇の名無しさん

四天王うp


59:どこかの闇の名無しさん

闇の眷属が精霊所持してて草


60:どこかの闇の名無しさん

光の眷属無能で草


61:どこかの闇の名無しさん

精霊って光カスじゃなくてこっちにつく事あるのか(困惑)


62:どこかの闇の名無しさん

>>61

100万回いわれたねこれ


63:どこかの闇の名無しさん

エルフと妖精も味方なんだよなぁ


64:どこかの闇の名無しさん

前スレで出た情報まとめようぜ

次からそれテンプレにして貼ればいい


65:どこかの闇の名無しさん

本来それイッチの仕事やろ

ワイは疲れるからパス(鉄の意思)


66:どこかの闇の名無しさん

しゃーない

コピペ六魔人と言われたワイが一肌脱いだるわ

刮目しろ


67:どこかの闇の名無しさん

>>66

よわそう


68:どこかの闇の名無しさん

よわい(確信)






――――――







521:>>1

やば

調査隊とか挟まずに一発目から勇者来たわ

急いで水の都に戻るで

他の四天王にも招集かけた


522:どこかの闇の名無しさん


523:どこかの闇の名無しさん

えぇ……


524:どこかの闇の名無しさん

生きとったんかワレ!


525:どこかの闇の名無しさん

おせーよ


526:どこかの闇の名無しさん

強襲メンバーのイッチがなんで泉にいるんだ


527:どこかの闇の名無しさん

水遊びしてんじゃねーよハゲ


528:どこかの闇の名無しさん

スレの雑談が一段落ついたタイミングで事態を動かす勇者の鑑


529:どこかの闇の名無しさん

幸先悪くて草


530:どこかの闇の名無しさん

出鼻挫かれてて草


531:どこかの闇の名無しさん

(作戦の成否)駄目みたいですね


532:どこかの闇の名無しさん

相手の方が上手やんけ


533:どこかの闇の名無しさん

作戦読まれとるやん


534:どこかの闇の名無しさん

来たのが勇者一人なら殺しといたら?


535:どこかの闇の名無しさん

>>510

酢漬けが一番なんだよなぁ


536:どこかの闇の名無しさん

勇者うp


537:>>1

勇者は一人やけど仲間が七人おった

勇者、神職、前衛3、後衛3のパーティ

都攻めの手札見せたくないから炎の四天王にはギリギリまで炎を使わんように指示した

ワイが泉におったのは来ると思ってた調査隊の様子を実況するためや

そろそろ都の近くに着くで


538:どこかの闇の名無しさん

ドキドキしてきた


539:どこかの闇の名無しさん

風呂入ってくるからちょっと待ってて


540:どこかの闇の名無しさん

勇者一人か

でも仲間が多いな


541:どこかの闇の名無しさん

雑魚なんかいくら数揃えても意味ないから大丈夫でしょ

全員が粒ぞろいだったら……ナオキです


542:どこかの闇の名無しさん

掲示板書き込みながら移動とかイッチ余裕やな


543:どこかの闇の名無しさん

側近様だぞ

俺らとは信仰心が違う


544:どこかの闇の名無しさん

敵多いけど炎の四天王置いてきて大丈夫か?


545:どこかの闇の名無しさん

>>544

四天王死んでも都落とせばセーフ


546:どこかの闇の名無しさん

四天王一人と都市一つ交換って釣り合ってないだろ


547:どこかの闇の名無しさん

普通の都市ならそうだけど、イッチの世界の水の都には聖女と精霊がいるからね

幹部死んでも黒字でしょ


548:どこかの闇の名無しさん

勇者一人なら勝てるんじゃね

知らんけど


549:どこかの闇の名無しさん

ドラゴンいるし平気でしょ

知らんけど


550:どこかの闇の名無しさん

無責任な発言

+8383点


551:>>1

着いた

【画像】

[景色を一望できる崖の上から水の都を見下ろした様子]


突入までは場を整えながら攻めるで

聖女の結界さえ破れたら一気になだれ込んで終わりや

取り敢えず近場にゴーレム寄せつつ上空から超質量ぶつけて結界のキャパオーバー狙う

都が乗ってる大地ごと隆起させて水抜きもするで


552:どこかの闇の名無しさん

景色いいな


553:どこかの闇の名無しさん

よくそんな都合良い場所に崖あったな


554:どこかの闇の名無しさん

ゴーレムみせて


555:どこかの闇の名無しさん

大地ごと隆起って何だよ(哲学)


556:どこかの闇の名無しさん

サラっと滅茶苦茶な事書いてて草


557:どこかの闇の名無しさん

作戦が大規模すぎる


558:どこかの闇の名無しさん

やっぱ四天王いると作戦のスケールが違うなぁ(しみじみ)


559:どこかの闇の名無しさん

そういう問題か?

やってること魔王様クラスやんけ


560:どこかの闇の名無しさん

四天王は特化してるからな

魔王様はなんでもできるし


561:どこかの闇の名無しさん

魔王様はグッと拳を握っただけで勇者殺せるからな


562:どこかの闇の名無しさん

魔王様は三塁への送球で人類滅亡させられるんだよなぁ……


563:どこかの闇の名無しさん

>>562

サード守ってる味方を巻き込んで屠るのはNG


564:どこかの闇の名無しさん

全盛期の魔王様伝説やめろ


565:どこかの闇の名無しさん

魔王様伝説スレ消されてたの笑ったわ

深い光を感じる






――――――






657:>>1

ちょっと結界硬すぎるな

聖女なめてたわ


【画像】

[大きく持ち上げられた水の都のすぐ上空で、巨大な漆黒の渦と光の壁が競り合っている様子]


ちなみに地形変えたのは土の精霊で、今待機してる崖も作ってもらった

四天王の中でも随一の便利屋や


質量弾は見たまんま闇の四天王の攻撃

なかなか結界破れんから焦ってるみたいやね(他人事)


658:どこかの闇の名無しさん

マジで地形変わってて草


659:どこかの闇の名無しさん

局地的に標高上がり過ぎで草


660:どこかの闇の名無しさん

これにはゴーレム部隊も苦笑い


661:どこかの闇の名無しさん

精霊が四天王で草


662:どこかの闇の名無しさん

水の都カラカラで草


663:どこかの闇の名無しさん

水の都(崖上)


664:どこかの闇の名無しさん

あんなに標高上げてゴーレム部隊どうすんだ


665:どこかの闇の名無しさん

質量弾が禍々しすぎる


666:どこかの闇の名無しさん

地平線ピカピカやん


667:どこかの闇の名無しさん

異空間に来たみたいだ

テンション上がるなぁ〜


668:どこかの闇の名無しさん

これでも結界破れないのな


669:どこかの闇の名無しさん

この規模の結界を聖女一人で持たせてんの?

ヤベー奴じゃん


670:どこかの闇の名無しさん

都持ち上げて座標まで変えてるのにな

どうやって術式維持してんだよ


671:どこかの闇の名無しさん

精霊に四天王任せてるのは流石に草

それアリなのか


672:どこかの闇の名無しさん

これマジ?

勇者に対して聖女が強すぎるだろ


673:どこかの闇の名無しさん

闇と光が合わさってうんたらかんたら


674:どこかの闇の名無しさん

悔しがってる闇の四天王うp


675:どこかの闇の名無しさん

精霊は草


676:どこかの闇の名無しさん

四天王の人選が独特すぎる


677:どこかの闇の名無しさん

精霊って具体的な指示とか聞いてくれるもんなのか?


678:どこかの闇の名無しさん

おめぇ重いんだよ(情報)


679:どこかの闇の名無しさん

>>677

ワイ精霊と意思疎通できるで

近づいたら逃げられるけど


680:どこかの闇の名無しさん

って事は前スレで貼られた画像のどれかが土の精霊ってこと?

普通に人型なんだな


681:どこかの闇の名無しさん

土の精霊うp


682:どこかの闇の名無しさん

精霊ってパワースポットから連れ出していいものなのか


683:どこかの闇の名無しさん

じゃあ最後の四天王は何なんだよ


684:どこかの闇の名無しさん

最早根流しどうでもよくなってて草


685:どこかの闇の名無しさん

せっかく安価で決めた根流しが蔑ろにされてる事に憤りを禁じ得ない


686:どこかの闇の名無しさん

>>685

都から勇者を引き離せただろいい加減にしろ!


687:どこかの闇の名無しさん

根流しの威力が高いから勇者が釣れたんだぞ


688:どこかの闇の名無しさん

水の都に勇者までいたらヤバかったからな


689:どこかの闇の名無しさん

勇者戻ってきたらどうすんの?

まだ結界も破れてないけど


690:どこかの闇の名無しさん

>>689

敗戦


691:どこかの闇の名無しさん

そこは炎の頑張りに賭けるしかないな





――――――





833:>>1

ここまでやな

勇者戻ってきたら被害出そうやし、増援か知らんけど北の遠い空からなんか向かってきとるわ

あんま使いたくなかったけど最後の四天王に指示して結界解くで

ここからは電撃戦や


834:どこかの闇の名無しさん

雲行き怪しいなぁ


835:どこかの闇の名無しさん

増援マジか

勇者おかわりじゃね?


836:どこかの闇の名無しさん

勇者、聖女、水の精霊に加えて更に勇者追加とかヤバスギでしょwww


837:どこかの闇の名無しさん

ラグナロクやめろ


838:どこかの闇の名無しさん

根流しから始まる最終決戦


839:どこかの闇の名無しさん

これ敗戦あるで


840:どこかの闇の名無しさん

四天王全ツッパしといて敗戦したら流石にクビやろ


841:どこかの闇の名無しさん

イッチも突入メンバーだからクビになるより戦死するのが先だぞ


842:どこかの闇の名無しさん

まだ何も状況変わってないからな

優勢には違いない


843:どこかの闇の名無しさん

ここからは電撃戦や(掲示板を見ながら)


844:どこかの闇の名無しさん

>>843

攻撃戦だ?(難聴)


845:どこかの闇の名無しさん

ついに最後の四天王か

やっぱ風かな


846:どこかの闇の名無しさん

情報を小出しにするエンターテイナーの鑑


847:どこかの闇の名無しさん

残ってる精霊の風だろ

晩飯賭けてもいいわ


848:どこかの闇の名無しさん

いうて風で結界破れるか?


849:どこかの闇の名無しさん

ブワーってするんでしょ(適当)


850:どこかの闇の名無しさん

次はどの四天王がどの画像の子なのかを紐付けしていこう


851:どこかの闇の名無しさん

結界解く手段あるなら最初からやっとけよ


852:どこかの闇の名無しさん

ほんとそれ

舐めプは負けフラグ


853:どこかの闇の名無しさん

部下使いたくなかったって何だよ


854:どこかの闇の名無しさん

まぁイッチ嫌われてるからね

頼みにくいんでしょ


855:どこかの闇の名無しさん

小心者は辛いな、サム……


856:どこかの闇の名無しさん

北の空からなんか南下してきてるwwww


857:どこかの闇の名無しさん

>>856


858:どこかの闇の名無しさん

>>856


859:どこかの闇の名無しさん

増援って何だろ

空から来てるしヒトカスのペガサス隊かな


860:どこかの闇の名無しさん

精霊に逃げられてるようなヒトカスが幻獣乗れるか?

ただの気球じゃね


861:どこかの闇の名無しさん

気球(笑)

飛行機だろ


862:どこかの闇の名無しさん

飛行機ってなに?

飛行する機械?


863:どこかの闇の名無しさん

そのまんまやん


864:どこかの闇の名無しさん

ネーミングセンスゼロで草


865:どこかの闇の名無しさん

名前の由来は知らん

光の眷属が言ってただけ

矢みたいな棒にデカい板つけて推進力与えると飛ぶらしい

てか飛んでた


866:どこかの闇の名無しさん

いや翼で翔べよ


867:どこかの闇の名無しさん

すまん、翼持ってない劣等種おる?


868:どこかの闇の名無しさん

>>867

鳥カス死ね


869:どこかの闇の名無しさん

魔術で飛んだらいいだけじゃん

ゴミ以下の代物


870:どこかの闇の名無しさん

魔力持ってないゴブリン飛ばして遊べるやん

空からバラ撒いたら面白そう


871:どこかの闇の名無しさん

食べ物で遊ぶな


872:どこかの闇の名無しさん

翼も魔力も無い雑魚が飛んだからって何になるんだよ


873:どこかの闇の名無しさん

増援としては意味無いよな


874:どこかの闇の名無しさん

仮眠とるわ

突入したら起こして


875:どこかの闇の名無しさん

聖女うp









――――――











「ここはもう、持たないでしょうね……」


 水の都の中央に建つ大神殿。その最上層にある女神像の前で、細い両手を合わせているのは一人の少女。

 聖女ラ・ピュリーセル・アルラ。突如空から落ちてきた破滅を受け止め、今も命を削り続けている今代の神の依代だ。

 啓示の際には見る者全てを虜にするその美貌も今は苦痛に歪み、純白の肌には青が滲んでいる。


「こんな事なら、一度だけでも町のケーキ屋に行っておけばよかった」


 現状世界で最も強固であろう結界と拮抗し、まるで押し返せる気配の無い黒い渦を見上げて思う。


 教会の仕事など置いておいて、気のままに外に出かけたかった。

 年相応に遊び、出会い、一人の女として生を全うしたかった。

 初めてできた同年代の友人――今も戦っている勇者達ともっと交流を深めたかった。

 もっと、もっと、人として生きてみたかった。


「……っ」


 誰もいない祭儀場で、聖女ラ・ピュリーセル・アルラは身を削る痛みに耐えながら、泣いた。

 神の依代として崇められ、肉親すらも自分に跪くようになったあの日以来、初めて涙した。

 うずくまり、やるせなさに頬を濡らす少女。しかし、その涙を拭う者は一人としていない。


『気にする事はありません。あなたはよくやってくれました。その想いは次の聖女へと引き継がれることでしょう』

「ぁ――――」


 思考に混じって声が響く。状況にそぐわない優しげな物言いで啓示を下すのは、彼女を聖女たらしめる上位の存在。

 思考が纏まらない。次の聖女がいるから何も悩まなくて良いのだと、自分にやりたかった事など無いのだと、本心からそう思った。ひどく清らかなもので自意識が書き換えられていく歪な感覚。

 自分がまた少し自分ではなくなったのだと、そしてそれは素晴らしいことなのだと認識し、聖女ラ・ピュリーセル・アルラは喜びのあまり笑顔で涙を流した。


……いやいやだと首を振りながら。





「聖女様っ! 聖女ラ・ピュリーセル・アルラ様!」


 救いだ。

 祈る少女はそう思った。

 慌ただしく飛び込んで来たのは銀鎧を纏った大柄な騎士。足をもつれさせながら走り、祭儀場の半ばで膝を突いた彼が最後の話し相手となる事に少女は強く安堵した。自分はまだ人間であるのだと証明されたような気がした。


「魔族が……強力な魔族が結界の内側に侵入していますっ! 勿論、都を包む結界は聖女様のお力により健在ではあるのですが……!」

「魔族が内部に……? そんな、どうして……」

「敵は警備兵を蹴散らしながらこちらに向かってきています! 狙いは、聖女様でほぼ間違いないかと……っ!」

「そんな……近い……いや、速い……!」


 神の眼を通して正面を見る。気配を探る。

 目の前で膝を突いているのは光の眷属。その奥――祭儀場の扉の向こうには、報告の通り既に二体の闇の眷属の姿があった。

 敵にここまで接近されるまで気付かないなど本来有り得ない事だ。相手はとても素早く、そして魔力の隠匿に長けている。


「貴方、私の後ろに下がって!」

「……なッ、もうここまで!? ぐあっッ!?」


 騎士が祭壇の方へと走り出すのと同時に、祭儀場の扉が吹き飛んだ。激流に流されるように飛来する巨大な金属板を、聖女は微弱な結界で逸らすようにして回避する。防御にリソースを割いた事により、上空の黒渦が地表へとまた少し近づく。

 獣のように姿勢を低くして駆けていた騎士は、それでも後方から吹き付ける爆風に耐えきれず祭壇の方へと転がっていった。


 聖女が顔を上げると、そこには二体の闇の眷属がいた。

 片方は金の長髪を煌めかせる鎧姿の女。鋭い目つきで睨みつけてくるその手には、禍々しい黒の長剣が握られている。

 もう片方は、美しい羽を持ち宙に浮いている――妖精。かつては人類の盟友として闇の眷属と戦っていたという幻想界の住人は、尖った歯を剥き出しにしながらニヤニヤと品定めをするように笑っている。


「貴様が今代の聖女だな? 我が身可愛さに悪神に魂を売った卑しき人間め。その命、私が貰い受ける」

「いひ、いひひ……聖女、せいじょ。どんな怪物なのかと思っていたけど、意外と見た目は人間っぽいんだ。うひっ」


 真っ直ぐに剣を構えて間合いを計りながら歩いてくる女の隣で、狂ったように乱雑に飛行して奇声と瘴気を撒き散らす妖精。どちらも発する魔力は膨大で、この地域に生息する魔物達とは比較にならない力を有している事は明らかだ。


 勝てない。今なお頭上にある黒渦が無かったとしても、とても一人で立ち向かえる相手ではない。

 だが、やることは同じだ。死期が早まりはしたが、増援が来るまでの時間を稼ぎ、愛する者と最期の時を過ごしている民を少しでも長く生かすために聖女は更に強く祈った。


「そこから先には行かせません。貴女達が私を殺せるのは、私が力尽き、あの黒い渦がここを飲み込んだその時です」


 室内を分断するように結界を張り、闇の眷属を隔離する。恐らく魔王軍の切り札の一つであろう黒渦をも防いでいる強力な祈りと信仰。それと同質のものを壁のように展開し、聖女は出口を塞いだ事によって都全体を覆う結界と運命を共にした。二つの結界は力の出所が同じだ。どちらかが破壊される時、もう一方も消滅する。

 思惑通りに事が進められなくなった魔族はどのような行動をとるだろうか。結界を突破しようと攻撃を加えてくるだけなら構わないが、二の矢三の矢があるならば警戒しなければならない。


 しかし何か手を打ってくると思われた二体の魔族は、一瞬虚をつかれたように目を見合わせたものの、すぐに鎧の女は呆れたように眉を下げ、妖精は心底愉快そうに顔を歪めた。


「お前……まさか、本当にそう思っているのか?」

「ぷっ! うはっ、いひひひひひっ! キャハハハハハッ!!」

「……何が、可笑しいのですか?」


 違和感が、何かを見逃している感覚が、あった。

 何故かまともに思考ができず、聖女はただ思ったままを問いかける。その声も、どこか水音のようなものが混じっていた。視界が霞んでいる。


「ハはーっ! 決まってる、決まってる! うはっ。だって――神の依代が、そんな滑稽な姿で大真面目に喋ってるんだもん! ケッサク、ケッサク! うへへっ!」

「なに、を……?」


 聖女は妖精の視線に倣い、下を、自分の体を見る。

 認識した瞬間――世界が一変した。


 腹部から突き出ているのは銀の刃。既に真っ赤に塗れきった法衣に、とっくに失われて低くなった体温。ごぼごぼと口から流れ出る音の正体は己の血。

 空がチカチカと点滅を繰り返し、次の瞬間、巨大なガラスが割れるような音と共に都を囲っていた結界が失われた。


「な……ゴボッ、に……?」

「そう不思議なことではないが……」


 背後から感じる強烈な気配に問いかける。少し前に祭儀場に飛び込んで来た男性が、すぐ後ろに立っていた。彼の動きに合わせて腹部の剣が抉られるが、既に痛みは無い。


「歩いて近づき、剣を刺しただけだ。さっき守ってもらったようだからな。その礼だ、受け取れ」

「いひひひ! ひーひひひ!」

「ああ、操られたフリでもしながら刺した方が感動的だっただろうか? そうだな……次は演出面も考えておこう」

「…………」


 多くの疑問を抱えたまま、聖女ラ・ピュリーセル・アルラは血だまりへと崩れ落ちた。脳に十分な量の血を送ることができず、五感が閉じられていく。

 人生の未練、後悔――そして神への不満。神から与えられたその全てに囚われる事なく目を閉じられた事は、彼女にとって幸運であっただろう。








「よし、早く参謀様の元に戻るぞ。……おい、いつまで私の幻像を出している、早く消せ。そもそも私の髪はもっと美しく鮮やかで……」


 大柄な男が聖女の背を踏みつけ、長剣を引き抜きつつ言う。

 彼はそのまま剣を無造作に放り投げると、取り出した薬瓶を聖女に叩きつけて割った。


「へぇ? いやぁ、この幻影はなかなかに出来が良いと思うんだけどねぇ。ホラ、見て見て!」


『ううむ……土産が決まらん。おい、店主! この店で最も高価な商品を順に持ってこい!』

『うむ、これだけあればどれか一つくらい気に入っていただけるだろう。……残金? そんなものはない。あの方への土産より重要なものなどこの世に存在しない』

『この背荷物か? 当然全て土産だが……ええい、止めるな! これくらい苦もなく持ち運べるっ! 全て献上してお褒めの言葉をいただくのだ! 邪魔するのなら斬るッ!』


 妖精が目を向けると、鎧姿の女性はある時の映像を再生するかのようにその場で騒ぎ始めた。

 あまりにも身に覚えのあるその姿に、大柄な男性は顔を真っ赤にして唾を飛ばす。


「なっなっ、なんだこれはっ!? 消せ! 今すぐ消せ! 早くっ!」

「きゃははははっ! わかったわかった! 分かったからソイツにしっかり薬をかけといてよ。主力級の生け捕りなんて他の脳筋共には絶対無理だもん。この女を献上すれば、きっと私達はいっぱい褒めていただける! あ、頭を撫でてもらったりとか…………うへ……うへへへへへ……!」

「頭を、だと……!? クソ、この時ばかりはその貧相な幼児体型が羨ましく思えるな……」

「ひひ、いひひひ……!」


 妖精が軽く手を振ると鎧姿の女性は元から居なかったかのように消え去り、聖なる祭儀場に立っているのは光の眷属と闇の眷属が一人ずつとなる。


 空を覆う黒渦が無くなり、清々しい蒼天に迎えられた水の都。

 神殿の外からは喧騒と地鳴りが止むことなく響き、遠方の山では天に向かって炎の渦が立ち昇っていた。



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