壊回

@ran7788

第1話

太陽の日が差している。まぶしいと思い慎太郎はカーテンを開いた。

そして空を見た。「うん、今日も良い天気」と言い、自分の部屋を後にして朝食を食べにリビングに言った。慎太郎の部屋は二階にある。階段を降りている最中肉を焼いている良い音がした。リビングに下りると、梨美が旨そうな肉を焼いて「おはよ」と言ってきた。梨美とは、三年前友達の紹介で出会った、話していくうちに気が合い慎太郎から、デートを誘い付き合う形となった。その後、デートなどを繰り返し慎太郎から、去年の夏にプロポーズして結婚に至った。その時の、梨美の表情はとても幸せそうだった。梨美は嬉しそうに「はい、喜んで。」と言った。慎太郎は、その時とても喜んだ。そんな記憶をたどりながら階段を、降りていった。「はい、今日の朝ごはんは、豪華だよ、朝から奮発したんだ。」といい。嬉しそうに肉を机の上に並べた。

「どうしたんだ、こんな豪華で」と少し不思議に思いつつ、食べてみた「うん、確かに美味い」しかし何か違和感を感じたが梨美と話しをしながら美味しくいただいた。

「いってきます」と慎太郎は言った。慎太郎の職場は、梨美と住んでいる場所から30分電車で乗った「壊始駅」にあり、そこから5分歩いた所にある。「今日も順調」と気分上々で独り言を言いながら会社に付いた、慎太郎が勤めている会社は、大手企業の食品メーカーの社員のひとりである。会社に入ると後輩の後藤が尋ねてきた。「先輩!今日のニュースみましたか?」そいえば、梨美と話していて、そんなに、ニュース見ていなかったとおもいだした。

「何かあったのか?」と聞いてみた。すると後藤は怖そうに言った。「XX市で殺人事件が起きたらしいですよ、あれ、そういえば先輩近くにすんでましたよね?」驚いた家の近くでは、そんな犯罪が起きるとかきいたことないからだ、と思ったが仕事に取り組まないといけないので「ああ」と適当に答えた。だが、仕事をやっている最中どうしても気になるので調べてみた、するとXX市殺人事件遺体の状態は両腕がないまま、死亡が確認された。と記事に大々的に取り上げられていた。なぜか慎太郎には、関わっていけない事だと強く思った。仕事が終わり電車で帰っている途中梨美からラインが届いていた。見てみると「お仕事お疲れ様、あなたでのご飯準備できているよ!」という変な文が送られてきた。「まぁ梨美も疲れているんだなぁ」と思い家に向かった。



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