第3話ハルの能力と過去干渉
その後なんだかんだあって、今は家でハルがメッセージを送ってくるのをスマホを構えて部屋で待っている状態である。
メッセージがいつきても良いように、即消されても良いように、画面録画をかれこれ10分ほど前から行っている。
―――ピコン
ハルからメッセージが送られ、一瞬で送信取り消しされた。
「どんだけ恥ずかしいんだ?」
そう思ってしまうほど一瞬の間に消されてしまっていた。
録画していたので、それを見直してみると、ハルの能力は【魔法少女】これだけならまだいいのだが、能力の一つが【ラブバースト】
ステッキを振り
飛距離1キロメートル
女子高生がこれをやるのはたしかに恥ずかしそうだ。
この手の卒業の早かったハルには結構効果が抜群だろう。
一生使いどころがなさそうだが、もし俺だったら結構恥ずかしい。
可哀想だが、これはいじるほか無い!なので、俺はハルにメッセージで
『ラブバースト!!!!!!!!!!!!!!』
と送り魔法少女が布団を被り『おやすみ』と書かれたスタンプを送りつけた。
さっき買った。120円なり。
なかなか既読がつかないということは寝てるか風呂に入ってんのかな?
もう日付の変わっている時間だし。
次の日
『なんで?』
と、ハルに送られていたのに『録画してたから!』と返して能力を試そうと台所へ向かった。
まず試す効果は過去干渉だ。
理由は試しやすそうだから。
こんなことを信じたくないが、twiterで結構な人数が能力を使っていることを動画等で確認したので、もしかしたらこの手紙に書かれていることはあながち間違いじゃないのかもしれない。
俺が見た能力だけでも、口から火を吹いたり、普通車を片手で持ち上げれたり、10センチくらい浮いたりと、様々だった。
過去干渉をどうやって試そうかと思ったが、何も思い浮かばなかったので、
人参をまな板の上に起き、5センチ左にずらして人参がさっきまであった場所に包丁を落とした。
すると人参の根から5センチあたりの場所が綺麗にスパッと切れた。
切った感覚はなかったが、人参は切ることができた。っぽい。
――――――――――――――――
昨日体育祭の予行演習があり疲れて寝てしまいました。
なので、朝学校に来て執筆し、昨日の分として投稿します
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