かいぞく姫と魔法のティアラ
星 太一
序章 “幸せを願うティアラ”
* * *
「むかーしむかし。
「あ! それ、そふぃあとおんなじ!」
「ふふふ、そうね。
さて、
そんなある
「ねー! それでけっこんしたー!? ねーけっこんしたー!?」
「まだよ。――それに
「えー! そんなのかわいそー!」
「でもね?
「やったー!」
「そうして
「それがおばあちゃまの“まほー”ね!」
「そうよ、ほら」
そう
「これは
「すごーい!! ねーねーそふぃあにもつかえる!?」
「そうね……ソフィーにはまだ
「えー!」
「でもね。あなたが
「うーん、むずかしー」
「ふふ、そうねまだまだ
もう
「ねー。おばあちゃま、パパ
「まだまだお
「ふーん。つまんなーい」
ふてくされたお
「……そうだ。
「ほんと? そふぃあ、おばあちゃまのおうただいすき!」
“
お
お
あの
いつしかお
こうして
そのまま
「ねえフィリップ?」
「はい」
「
「どうでしょう。でもまずはお
「きっと
「そうですね」
「ああ、
「お
「……フィリップはお
「ふふ」
スパイはそこで
そして
しかしそのうわさを
――もしも
そう
なぜならティアラを
そう、
そして
ティアラはお
もちろん、
* * *
「そーれはどーっかなーっと……エイ!」
ぽち。
しーん。
「「「よっっっしゃあああ!!!」」」
「ほら
「オヤブン! とうとうここまで
「
――そう、
そうしたらどうなるだろうか。まずは
と、
さて、ここまでは
ちょっと
(これで、
ふるえる
――と。
バチン!
「あ……」
「え?」
「ん」
「……」
「……」
「え、オヤブン?」
「…………
「……は?」
「
しばしの
こがらしがひゅうっと
「え、は、ハァアア!? ちょ、オヤブン!?」
「あれ!? マジでどれだったっけ!? ――お
「やっ、
「じゃあ
「え!? そんな
「
「
「や、そうだよな。ここはヤマカンとやらでいくしかないよな!」
「オヤブン!? しかも
「
「い、
「ない」
「あるッス!」
「ないない」
「あるある、あるッス!!」
「あああもう、うるさいうるさーい!! こうなったらヤケだ! いけええええ、オラ! ぽちりんちょおおお!」
――だが?
ズドン! ガシッ!
「え!?」
「マジ!?」
「……!」
「やった、
「やったッスね! オヤブン! ――あと
「
その
「わくわく!」
――
ジリリリリリリリ!!
「まぁーたお
「うわー、チッキショオオオ! もうちょっとだったのに、
「
「ひとまず
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