第56話(2/3)
キョロキョロしては、いけないと思いつつも辺りを見回ってしまう。
仕方ない。だって、俺は初めて女性の部屋に入った。
前の彼女は家までは、入らせてくれなかった。
何かと理由を付けては、いつも家の前で待たされていたな。
そんな事を思い出しながら、キョロキョロしてるとこの部屋にはあるものが無いのに気づいた。
ベットが無い。
いや、待て。こんなにも広い家に住んでるんだ。寝室と部屋は別にしているだけじゃないのか。
そう推測するが、この部屋に出入口の扉しかない。つまり、寝室に向かう為に態々、部屋を出るのか。
不便だな。と思っている中。コーヒーを入れて来た橋本さんに部屋ではなく、ただの客間だったことを聞かされた。
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