　楽しく食事を橋本さんとしていた。

　が、食事を食べ終わるとすぐに店を出ようと、慌ててお会計を済ませた。

　「どうしたんだ？」

　「・・・何でもないよ」

　何でもないと、答える割にはかなり、橋本さんはかなり慌てていたのを不思議に思ったが、それ以上に追求はしなかった。

　このデートの最後に告白をしようとしているのに、空気を悪くしたくなったからである。

　午後は遊園地に行く予定だった。が、橋本さんの提案で別の場所に行く事になった。その場所は、目的地に着いてからのお楽しみと、無邪気な笑顔を見せる橋本さん。

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