第221話 ★登場人物紹介(読み飛ばして頂いて問題ありません)

 今更ですが登場人物の紹介をしていきたいと思います。


 タイトルにも記しました通り、読み飛ばして頂いて問題ありません。こんなに長く続くとは思わなかったので、作者の備忘録も兼ねておりますw


 本当はこういうのって章分けとかして章の先頭か終わりに追加するものなんでしょうが、今からじゃ面倒なんでこのスタイルのまま続けますw


 ちょうどパーティーメンバーが全て揃った所なんで、キリが良いと思って纏めてみることにしました。今の所これ以上メンバーを増やす気はありません。あくまでも今の所はw



◇◇◇



 主要登場人物その1


・カリナ・ベルトラン → カリナ・フォーサイス。肩書きは伯爵令嬢。

  

 本作の主人公であり語り部。物語開始時10歳。実の母親が儚くなった7歳の頃から継母や義姉、そして実の父親から冷遇されて来た。そして10歳の誕生日の日に貴族としての地位も尊厳も全て奪われた。そのまま使用人として飼い殺しにされる所だったが、それを厭って出奔。隣国へと避難する。得意なのは亜空間を自在に操る空間魔法。対人戦では無類の強さを発揮する。主に亜空間に隠れての暗殺はお手の物。それに比べて体力がないため魔物戦は苦手。血を見るのが嫌いなので魔物の解体も出来ない。本人に自覚は全くないが、輝くような長い銀髪に意志の強そうな紫の瞳。まだあどけなさの残る顔立ちにスラリと伸びた長い手足。とてもじゃないが10歳には見えない大変な美少女である。しかもこれまた無自覚に男女問わずタラシ込んでしまうため、男に言い寄られることもありながら、百合百合な展開になってしまうということもしばしば。だが本人は年相応に性の知識が乏しいので気付いていない。

 


 主要登場人物その2


・セリカ。肩書きは冒険者。物語登場時15歳。


 カリナが冒険者活動を始めた時の一人目の仲間。カリナと同じ空間魔法が得意。ただ同じ空間魔法でもカリナとは違って、瞬間移動や時間停止する収納空間などを使うことが出来る。なのでパーティーの中では主に食糧係として重宝されている。だがその反面、戦闘能力は皆無でカリナ曰く「他に類を見ない程のポンコツ」と称されることしばしば。元々は『ペガサスの翼』というパーティーに所属していたが、役立たずと評され追放された所をカリナに誘われて今に至る。黒い髪に黒い瞳。体格はやや小柄で儚い印象を受ける。なんとなく冒険者というよりは、どこか良家のお嬢様といった風にも見えたりする。



 主要登場人物その3


・ステラ。肩書きは冒険者。物語登場時18歳。


 二人目の仲間。鳥の獣人。魔物の群れに襲われて怪我を負った所を、カリナに救われてパーティーに勧誘され今に至る。得意なのは鳥の姿になって空を飛ぶこと。パーティーの中の移動担当。なのに高所恐怖症という謎な面も持ち合わせている。本人曰く「自分で飛ぶ分には問題ないが、乗り物に乗って高く上がるのが怖い」とのこと。ロープウェイにビビり捲っていたのは記憶に新しい。戦闘スタイルは徒手空拳で敵に立ち向かう所謂脳筋スタイル。雪のように真っ白な髪に赤い瞳。目鼻立ちが整った美人で、日焼けしているのか肌は少し黒くて健康的な印象を受ける。元々は『女神の風』というパーティーに所属していたが、セリカ同様役立たずと評され追放されてソロで活動していた。



 主要登場人物その4


・ラウム。肩書きは冒険者。物語登場時19歳。


 三人目の仲間。虎の獣人。魔物の群れをたった一人で蹴散らしている姿にカリナが惚れ込み、パーティーへ勧誘して今に至る。パーティーメンバーの中ではお色気担当? バスターソードって言うんだろうか。やたらデカくて長い剣を振り回している。真っ赤な長い髪を靡かせて、タンクトップからは今にもはみ出しそうなたわわに実ったお胸に、ショートパンツから伸びる足はムチムチしていて張りがある。元々は別のパーティーに所属していたが、獣人というだけで差別を受けていたために辞めてソロで活動していた。性格は豪放磊落。大食いでしかもお酒も大好き。飲み過ぎて二日酔いで苦しむこともしばしば。



 主要登場人物その5


・アスカ。肩書きは冒険者。物語登場時25歳。


 四人目の仲間。魔道士。5歳になる娘ルキノが居る。ラウム曰く「腕の良い魔道士」とのこと。元々は夫婦で冒険者をやっていたが、ルキノを妊娠中にソロで活動していた旦那が魔物に殺られてしまった。そこからは女手一つでルキノを育てて来たが、ルキノが流行り病に罹ってしまい治療のため王都に急ぐ途中で魔物の群れに囲まれてしまった。そこをカリナが助ける。その後パーティーに誘って今に至る。とても5歳の娘が居るとは思えないくらい若々しい金髪碧眼の美人だ。ちなみにルキノは母にそっくりだったりする。将来美人になるのは間違いないだろう。



◇◇◇



 ここからは過去に登場していた主要人物になります。もう一度出て来るかも知れません。あくまでも予定ですw



・アクセル・フォン・オスマルク。オスマルク王国の第二王子。物語登場時15歳。


 狼の群れに囲まれて危なかった所を間一髪カリナに助けて貰った。その瞬間カリナに恋してしまった。自分の護衛をして欲しいとカリナを誘い、王宮まで連れて来た。その後、何度もカリナに命を救われた。カリナを婚約者にしようと裏で色々と画策する。具体的にはカリナの身分を伯爵家の養子にすることで伯爵令嬢に戻したり、護衛をする上での教育と偽り王子妃教育を受けさせたりとか。そのせいでカリナは自称婚約者を名乗るミネルバ(故人)に命を狙われる羽目になった。腹違いの兄が起こしたクーデター未遂をカリナが阻止した際、自分の想いをカリナに告げるが、元婚約者であるイアンに嫉妬したせいでイアンを危険な目に遭わせたことなどで、カリナから不信感を抱かれフラれてしまう。火の魔法が得意。ただし魔力はあんまり高くない。 



・イアン・コリンズ侯爵令息。物語登場時15歳。


 カリナの元婚約者。カリナが実家で酷い目に遭っていたことに激怒し、カリナの家族を断罪した。その後カリナの行方を追うが、中々足取りが掴めなくて苦労する。ようやく見付けたと思ったら、カリナはアクセルの護衛として王宮に勤めていると言う。会いに行くがアクセルの命で玄関払いを食らってしまう。途方に暮れた所をミネルバに利用され王宮へと忍び込むことに成功する。やっとカリナには会えたが、実はミネルバによるカリナの暗殺に加担させられていたことを知る。カリナの活躍でミネルバを倒し、その後改めてカリナに想いを伝えるが、カリナにとっては兄のように想っている存在だと告げられフラれる。氷の魔法が得意。魔力は高く範囲攻撃の威力は広範囲に及ぶ。



・マリス男爵令嬢、クリス子爵令嬢。


 共にカリナがソロで護衛任務を引き受けた依頼人。それぞれカリナに命を救われたことでカリナに対し百合百合な感情を抱くようになる。ただしカリナは気付いていない。



・ナタリア、ヒルダ


 どちらも裕福な商人の娘。身代金目的の誘拐団に狙われた所を、初めてペアを組んだカリナとセリカに救われる。

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